こんばんは!
令和2年9月議会の市政に対する一般質問のご報告です。
今日は、蓮田駅前の整備に関する質問の3問目です
【目次】
(蓮田駅西口通線・中央公民館駐車場など)
(駅周辺の踏切・駅東口ロータリーなど)
将来の駅前整備
(プレックス蓮田・西口地上改札など)
✳︎題名はそれぞれの記事にリンクしています
一般質問【11】魅力あふれる蓮田駅前整備③
私からは、交付金を活用した都市整備の在り方と蓮田が抱える課題と将来の駅前整備といった3つの視点で、蓮田駅前と周辺に関して質問しました。
今日は、最後の将来の駅前整備についてご報告します
【将来的な西口駅前の展望】
1、プレックス蓮田
【質問①】
プレックス蓮田は、埼玉県の「子育て応援マンション制度の認定」を受ける施設であり、今後、ビル内に民間保育所の建設も進む予定となっております。
ぜひ、このような利点をPRし、市内の若い世代や市外の子育て世代の方が、「蓮田市に住みたい」と感じるような、定住化促進のシティセールスに繋げて欲しいと考えますがいかがでしょうか
【回答①】
蓮田駅西口再開発ビル「プレックス蓮田」は、令和2年10月末の完成を目指し、現在、内装工事等を行っています。
蓮田駅西口行政センター(ビル内の行政エリア)は…
❶駅西口連絡所で扱っていた行政窓口業務
❷子育てひろば(地域子育て支援拠点事業)
❸保育室(一時預かり事業)
❹ファミリーサポートセンター(子育て援助活動支援事業)
❺子育て世代包括支援センター(利用者支援事業)
❷〜❺を1か所に集約させた「子育てサポートコーナー」を設置し、子育てに関する多種多様なニーズに応えていく体制を整えた、複合的な施設となる予定です。
更に、1階部分には小規模保育事業を行う保育所も入る予定で、蓮田駅西口広場に面しているという好立地を生かし、これまでにない新しい子育てのスタイルを総合的に提供できるものと考えています。
こういった点を市として、市民だけでなく、市外の若い世代や子育て世代の方にも「蓮田市に住みたい、住み続けたい」と思っていただけるよう、市公式ホームページ内の「定住・子育て応援促進サイト」を活用するなど、積極的にアピールし、子育てしやすい、住みやすいまちとして定住促進に繋げていきます。
蓮田駅西口行政センターは、他にも「クッキングルーム」や「オープンギャラリー」などの機能も備えています。
これらについては、子育て世代の方だけでなく、幅広い年齢層の方々に利用いただけますし、駅前であるという利点から、たくさんの人が集う、賑わいを創出する場所になるものと期待しています。
更に、蓮田駅西口駐輪場との間に緩やかなカーブを描きながら、緑を縫うように走るプロムナード(遊歩道)を通して、人々の回遊性が高まることで、周辺のさらなる発展に繋がるものであると考えています。
このように、プレックス蓮田の核となる蓮田駅西口行政センターが、皆様にとって利便性の高い施設であり、また子育てをするうえで魅力的な環境が駅前に存在するということを、ぜひとも多くの皆様に知っていただくために、今後、「広報はすだ」で特集するほか、ホームページを活用し、継続的にPRに努めてまいります。
ぜひ、魅力を最大限に活かし、「子育てするなら蓮田市へ」というPR活動をして頂きたいと思います
PR活動と情報発信の観点から…
【質問②】
こちら(青い目隠しの部分)は、プレックス蓮田と駅西口駐輪場の間にあるプロムナード(歩行者用通路)です。
(第一岩槻踏切側から撮影)
こちらは、居住者のみでなく市民の皆様が通行する場所となっていますが、駅前からのアプローチ部分に屋外型デジタルサイネージ(電子看板)を設置し、市政の情報・イベントスケジュールなどを発信してはいかがですか
【回答②】
蓮田駅西口行政センター内においては、デジタルサイネージ等を積極的に活用し、市政情報やイベントスケジュールなどをタイムリーに発信できるよう現在検討しています。
しかし、屋外型デジタルサイネージに関しては、屋外への設置となると景観上の観点や、設置場所の同意に関する権利上の問題、電源の確保、配線工事等が必要となるなどの課題があります。
代わりというわけではありませんが、現在でも蓮田駅西口駅前広場には2つの掲示板があり、主に再開発事業に関する情報を掲示しています。
事業完了後、掲示板を有効に活用して、市政情報・イベント案内等を市民の方々へお伝えしたいと考えています。
【まとめ】
来月、いよいよ新たな蓮田駅西口のシンボルとして、プレックス蓮田が完成となりますので、ぜひシティセールスの中心地として、魅力を存分にPRして欲しいと思い今回の議会で質問をしました!
令和元年12月議会の一般質問で、行政エリアの業務内容を伺った際(コチラ)には、以下の通りの業務内容が示されましたが…
今回の質問では、更にグレードアップした印象であり、子育て支援に関する行政サービスが充実していると感じました
ビル内の行政センターは、半年後の令和3年4月オープンの予定ですので、万全の準備を進めた上で定住化促進のシティセールスを展開していただきたいです
2、JRとの連携
【質問①】
今後の駅前整備について、街での声や過去のアンケート結果を見ると、多くの市民の方が「駅周辺の商店街の活性化・賑わい促進」を求めており、駅直結のスーパー・カフェ・書店などの誘致を望んでいます。
また、西口再開発事業をより魅力的なものとするため、西口駅前連絡所の活用なども踏まえ、機能的な駅の整備をJRと共に検討して欲しいと考えます。
例えば、不満の声が多い西口トイレの改修や、下り線が単式ホームであるという特徴を活かした、下り線地上改札が設置されれば、狭い階段やエスカレーターを上り下りせず西口駅前広場から入出場でき、ピーク時の混雑緩和策につながります。
市民の方の利便性が向上するような協議をJRと進めてみてはいかがですか
【回答①】
市では、JR東日本に対して、蓮田駅の更なる利便性の向上等につきまして、多種多様な要望をしています。
また、JR東日本とは、様々な機会を利用して情報交換を行っており、近年は地域との連携を強化して、駅周辺の賑わいの創出、駅利用者の利便性の向上を図っていきたい旨の考えを伺っています。
蓮田駅西口には、まもなく蓮田駅西口再開発ビル「プレックス蓮田」が完成し、今ある駅西口連絡所の機能は、蓮田駅西口行政センター内に移転します。
市では、JR東日本への要望の1つとして、駅西口連絡所が設置されている旧駅舎の空きスペースを利用して、下り線ホームから直接駅西口駅前広場に出入りのできる簡易改札を設置できないか検討をお願いしています。
下り線ホームは、降車客がホームから改札に向かう際、エスカレーター・階段・エレベーターが大変混雑しており、改札を出るまでに時間を要していることから、利用者の混雑解消・利便性の向上のため、設置ができないか検討をお願いしているものです。
JR東日本からは、旧駅舎は建築されてからかなりの年数が経っていること、西口再開発ビルが令和2年中に完成することから、老朽化した旧駅舎をどうするのかや、JR東日本所有の用地の利活用について勉強をはじめていると伺っています。
JR東日本とは情報の交換を密に行い、例えば、駅直結の商業施設の整備や公衆トイレの整備についても、旧駅舎の建て替えが行われる場合には、検討していただくようお願いしていきます。
今後も、JR東日本と連携して駅利用者の利便性の向上に向け努力していきます。
市民の皆様の利便性向上に向け、市も着実に対応を進めている状況でありましたので、駅連絡所跡地の活用について、もう少し具体的な状況を確認しました。
【質問②】
(蓮田駅西口連絡所・令和2年8月31日撮影)
駅連絡所跡地を活用した、商業施設・公衆トイレ・地上改札の設置については、課題を1つ1つクリアして実現して欲しいと思いますが、JRとの協議の中で示されている課題や市が感じる課題はありますか
【回答②】
JR東日本も旧駅舎の利活用について勉強を始めた段階と聞いており、蓮田市では、駅西口連絡所跡地の活用を含め、まずは「地上改札の設置ができないか」の検討をお願いしています。
JR東日本からは、一般的には「改札口は1ヶ所に集約するのが原則」なので、職員の配置やコスト面などの課題があると伺っています。
また、旧駅舎の建て替えが行われる場合には、公衆トイレの整備だけでなく、市内の特産品の販売店や観光案内所といったソフト事業についても併せて検討していただくようお願いしてまいります。
駅舎の老朽化・ホームの混雑といった問題もあるため、「今こそ、議論を加速させていただくよう」要望を伝え、最後に市長の考えを伺いました。
【質問③】
西口の地上改札設置については、通勤・通学で駅を利用する方の中には、電車を降りた後、階段やエスカレーターの長い列に並びながら、「地上の改札から出られたら便利なのに」と感じたことのある方もいらっしゃると思います。
以前、私が議席を預かる前に、市長と地上改札の設置について懇談した際、駅を利用する市民の方の思いを踏まえ、「車いすやベビーカーを利用する方にも優しい駅を実現したいですね」と、私も共に実現を目指していきたいと感じました。
今回質問した「機能的で魅力溢れる駅前整備」を実現するためには、市民の方の願いやアイデアを大切にし、それを1つ1つ実現していくことが重要であると考えますが、駅前連絡所を活用した「商業施設」や「地上改札」の設置について、市長はいかがお考えですか
【回答③】
◯西口駅前の整備について
JRから「蓮田駅のリニューアル」の話が出ているので、蓮田市の計画とマッチできれば共同した事業が実現できます。
旧駅舎については、JRとしても課題となっており、再利用したいと考えていると伺っています。
その中で、「下り線の地上改札」については、JRと共に研究して、実現に向けて一歩踏み出していきたいです。
◯今後の都市整備について
市では、次の世代に引き継ぐべく、将来を担いながら各種事業を推進していますが、質問のあったそれぞれの事業が、これから取り組もうとしていることや、計画に位置づけようとしていることでありました。
現在、内閣府が中心になり「国土強靱化地域計画」の策定を推奨しており、国や県から蓮田市でも進めて欲しいと言われております。
国土強靱化地域計画は、教育・防災・環境など様々な事業が対象であり、市役所内部の組織を立て直して、来年度には「国土強靱化地域計画」を策定したいと考えています。
その中でも、今回質問のあった各項目が非常に関連のあるものですので、将来の蓮田を考えると、全ての質問がありがいたいものと受け止めています。
色々な事業のご指摘いたいただきありがとうございます。積極的に検討していきます。
【まとめ】
最後に、蓮田駅西口駅前連絡所(旧駅舎)を活用した、西口駅前への商業施設・トイレ・地上改札の整備について、必要不可欠となるJRとの連携・協力に関して質問をしました。
市長からは「実現に向けて一歩踏み出していきたい」との言葉がありましたが、現在、市ではこれらの実現に向け、既にJRとの話し合いを進めている状況であり、近い将来、蓮田駅西口駅前の状況が大きく変化するという期待を感じました。
当然、JRと市が強力なタッグを組んで進めていかなければなりませんが、共に「機能的で魅力あふれる蓮田駅にしたい」という目的は同じだと思いますので、利用者である市民の皆様の思いを汲みとった駅前周辺の整備を行っていただきたいです。
また、駅前だけに限らず、全体的な街づくりに関して、市長からは「国土強靭化地域計画」の策定に関する報告があり、今回、私から質問をさせていただいた都市整備に関する課題も踏まえ、来年度には計画を策定したいとの方針を示しました。
議場では「積極的に検討していきます」という回答もいただきましたので、今回質問した内容も盛り込んでいただけるよう、継続課題として取り組んでまいります!
以上が、今回の令和2年9月議会の市政に対する一般質問のご報告です。
数日に分けてご報告させていただきましたが、連日ご覧いただきまして、ありがとうございました。
利用者目線の公園整備と蓮田駅前整備については、日々の暮らしに深く関わる問題ですので、当然ですが質問をして終わりではなく、随時状況を確認していきたいと思います
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