こんばんは!

 


令和2年9月議会の市政に対する一般質問のご報告です。

 

今日は、蓮田駅前の整備に関する質問の2問目ですひらめき電球

 

 

 

 【目次】

 

交付金を活用した都市整備の在り方

(蓮田駅西口通線・中央公民館駐車場など)

 

右差し蓮田市が抱える課題

(駅周辺の踏切・駅東口ロータリーなど)

 

◯将来の駅前整備

(プレックス蓮田・西口地上改札など)

 

 ✳︎題名はそれぞれの記事にリンクしていますひらめき電球

 

 

 

一般質問【11】魅力あふれる蓮田駅前整備②

 

 

 

私からは、交付金を活用した都市整備の在り方蓮田市が抱える課題将来の駅前整備といった3つの視点で、蓮田駅前と周辺に関して質問しました!

 

今日は、蓮田市が抱える課題について紹介しますひらめき電球

 

 

 

 

 

1、蓮田駅東口黒浜線の交通渋滞

 

【質問①】

天候の悪い日の朝晩、東口ロータリーには送迎の車が多く、空いている停車スペースが無く旋回する車が見受けられ、また、ロータリーから緑町・黒浜方面へ続く、蓮田駅東口黒浜線の交通渋滞が発生しています。

 

東口ロータリーについては、内部や周辺道路の渋滞が発生しやすいという課題を感じますが、市はどのような対策を行いますか?

 

下矢印

 

【回答①】

施設のレイアウトを変更するには、地下埋設物や各種設備の移設等が伴いますので、大掛かりな工事になります。

多額の費用をかけてまで、施設のレイアウトを変更することは考えていません。

 

なお、市では市民の移動手段の一つとして公共交通機関である路線バスを利用していただきたいと考えており、路線バス利用者が増えることで駅への送迎車両も減り、駅周辺での渋滞が緩和されるものと考えています。

 

また、駅前広場内の停車帯を利用される皆様には、短時間での乗降を心がけていただき、買い物や人待ちをする場合は駅周辺の駐車施設を利用していただきたいと考えており、警察による駐車車両の取り締まり強化をお願いし、今より少しでも円滑な利用を目指していきます。

 

 

 

下矢印

 

バス利用者の増加を目指していることは理解しますが、現状、バスがロータリーに到着しているのに旋回できず到着が遅れ、利用者の方が慌てて駅へ向かっているのを見ると、ロータリーに根本的な課題は残されていると思います。

 

ということで…

 

下矢印

 

 

 

【質問②】

直ぐに整備は難しくとも、今後の地下鉄7号線の延伸など、駅をとりまく環境が変わった時には、検討も必要だと思いますがいかがですか?

 

下矢印

 

【回答②】

バスの旋回や到着時間に影響がでているとすれば、ロータリー内に車で乗り付け停車している自家用車のマナーが問題であると考えますので、現時点での整備は考えていません。

 

将来、地下鉄7号線が蓮田駅に延伸されれば、駅前広場も含め蓮田駅周辺の大規模な改修が必要になると考えておりますので、改修工事に合わせ、広場内の利用形態の見直しと、整備が必要になると考えています。

 

下矢印

 

【要望】

平成30年に市で行った駅利用者アンケートでも、東口駅前広場に関するご意見の中で、バスの出発遅延や周辺道路への影響といった雨天時渋滞の改善を求める声が2番目に多くあがっています。

 

利用者のマナーも大切ですが、再度、課題を確認して対策を検討するよう要望します!

 

 

 

 

 

2、第一岩槻踏切と県道蓮田鴻巣線

 

【質問①】

白岡側に位置する第一岩槻踏切と県道蓮田鴻巣線の写真をご覧ください。

 

 

 

(第一岩槻踏切と蓮田鴻巣線・令和2年8月31日撮影)

 

踏切と県道東口側には歩道がなく、歩行者や自転車の通行が危険な状態です。

 

昨年、私も踏切内で閉じ込められてしまった方を見かけ声をかけた経験も有り、身をもって危険を感じ、早急な安全対策が必要であると感じましたが改善見込みはいかがですか?

 

下矢印

 

【回答①】

「第一岩槻踏切の改良事業」については、道路管理者である埼玉県がJR東日本と協議を進めており、令和元年度に踏切の歩道整備工事に向け、踏切道改良検討業務委託を発注し、踏切改良に向けさまざまな検討を行っていると伺っています。

 

蓮田市としても、第一岩槻踏切の安全対策については、埼玉県と協力し取り組んでいきたいと考えています。

 

「県道蓮田鴻巣線歩道整備事業」については、JR宇都宮線と交差する第一岩槻踏切から蓮田駅東口黒浜線までの約195mの区間に、両側2.5mの歩道を整備するもので事業主体は埼玉県です。

 

平成30年4月2日、この歩道整備事業を推進するため、埼玉県と蓮田市との間で一般県道蓮田鴻巣線歩道整備事業の事務委託に関する基本協定書を締結し、用地取得までは蓮田市が受託をすることになりました。

 

この委託は、歩道整備に必要な土地の取得・物件の移転・登記に関する業務を蓮田市が受託するもので、事業費は全て埼玉県が負担します。

 

これにより、蓮田市が関係権利者と用地交渉等用地取得に関する事務に着手し、令和元年度は、関係権利者と交渉を重ねた結果、1画地の用地を取得することができました。

 

今後も埼玉県と協力し、歩道の早期整備に向け、権利者の皆様と鋭意交渉を進めて参りたいと考えています。

 

 

 

 下矢印

 

この課題については、「踏切の改良」と「県道の歩道整備」という2つのポイントがあります。

 

「踏切の改良」は、埼玉県とJRが行うものになりますが、市として待っているだけにはいきません。

 

ということで…

 

 下矢印

 

 

 

【質問②】

踏切の改良については、昨年6月、埼玉県議会の山口京子議員の一般質問で、「踏切の設計を行っていく」と事業主体である県の答弁がありました。

 

今後、プレックス蓮田(西口再開発ビル)の完成により、通行量が更に増えるという見込みも伝えた上で、県に対して、早期着手へのアプローチを直近で行っていますか?

 

下矢印

 

【回答②】

埼玉県は第一岩槻踏切の踏切改良に向けさまざまな検討を行っていますので、蓮田市としては機会をとらえて埼玉県に働きかけて参りたいと考えています。

 

 

 

下矢印

 

次に、埼玉県から委託を受けている「県道の歩道整備」について。

 

こちらは、埼玉県からの委託を受けていますので、蓮田市として着実に事業を進めていく必要があります。

 

現在、年度ごとに委託契約を締結し、県の費用で事業を進めているとのことですが、果たしてこのような対応はいつまで続く見込みなのか…

 

ということで…

 

下矢印

 

 

 

【質問③】

用地取得等の事業費は県が負担するということですが、県から完成目途など期限は示されていますか?

 

下矢印

 

【回答③】

用地を取得するためには、地元の方々のご協力無くして事業は推進できません。

 

埼玉県からは、特に期限の設定はいただいておりませんが、地権者のご理解が得られるよう交渉を続けていきます。

 

 

 

 

 

 

3,旧菖蒲街道踏切と市道7号線について

 

【質問①】

東大宮側に位置する旧菖蒲街道踏切の西口側の市道7号線の写真をご覧ください。

 

 

 

(旧菖蒲街道踏切と市道7号線・令和2年8月31日撮影)

 

踏切から数メートルは歩道があるのですが、坂の中腹くらいから歩道が無く、双方向の歩行者及び自転車と踏切に向かう車が混在して通過することにより、大変危険な状態となっています。

 

安全対策が必要であると感じますが、改善見込みはいかがですか?

 

下矢印

 

【回答①】

旧菖蒲街道踏切は、平成6年度にJRを含む関係地権者の協力を得て、現在の形態に拡幅整備されたもので、新たに市道7号線を再拡幅するとなると、物理的スペースの問題から非常に難しいと考えています。

 

 

 

下矢印

 

確かに物理的に難しいように見えますが、現場をよーく見てみると…虫めがね

 

下矢印

 

 

 

【質問②】

更なる拡幅は難しいと思いますが…

 

 

道路とホームの間に厚さ10センチ程の塀と更にガードレールがあります。

塀のみで安全性が確保されればガードレール部分を歩道とすることも可能だと思いますがいかがですか?

 

下矢印

 

【回答②】

ご指摘のガードレールは、踏切拡幅に伴うJRとの協議において、電車やホームの安全を確保する目的で設置したものです。

 

当時は、かなり厳しい条件が提示されたと聞いていますが、協議から約25年が経過していますので、JRへの相談については検討したいと考えています。

 

 

 

下矢印

 

市の答弁のとおり、道路(市道7号線)の拡幅は物理的に難しい状況でありますが、ホームと道路の間には、柵・コンクリート塀・ガードレールがあり、もし、柵と塀だけでホームの安全性が確保できるのであれば、ガードレールは撤去することが可能であると感じます。

 

物理的に広い歩道を確保することは難しいですが、例えば、ベビーカーや車椅子が押して通行できる分のスペースだけでも確保できれば良いと思います。

 

「JRへの相談を検討したい」との答弁がありましたので、今後の対応を期待したいです。

 

もう一点、踏切周辺の市道7号線に関して気になることがあったので質問しました。

 

 下矢印

 

 

 

【質問③】

こちらは、市道7号線の踏切を東口側へ上る歩道です。

 

 

(市道7号線の歩道・令和2年8月31日撮影)

 

雑草が生い茂っている土地があり、デッドスペースであると感じますが、有効な活用や整備をしてはいかがでしょうか?

 

下矢印

 

【回答③】

まずは、のくぼ通りから着手し、歩道の植樹マスを撤去する方向で整備を進める予定です。

ご指摘の箇所につきましても、舗装整備を含めて活用方法を検討させていただきます。

 

 

 

【まとめ】

こちらでは、蓮田が抱える課題として、蓮田駅周辺の道路事情を質問として取り上げました。

 

蓮田駅東口ロータリーの渋滞対策については、私が議席を預かる以前から感じていた課題であり、朝に駅前でチラシを配る時はもちろん、交通量を調べるために気象条件や時間帯による状況も確認してきました。

 

市としては、直ぐにレイアウトを変更することは考えていないとのことでしたので、私は「駅をとりまく環境が大きく変化した時には改修を検討して欲しい」と要望しました。

 

 

蓮田駅周辺の踏切の安全対策については、南北それぞれの踏切周辺で、歩行者や自転車などの通行が危険な状況であり、早急の改良が望まれます。

 

しかし、市単独で解決できない課題や物理的な限界もあり、いずれも簡単に改良が実施できるというものではありませんでした。

 

北側の第一岩槻踏切については、プレックス蓮田の完成により、「今後、交通量が増えることを踏まえた埼玉県への働きかけをすること」をお願いし、南側の旧菖蒲街道踏切については、「市道の歩道確保に向けJRへ相談すること」をお願いし、市から前向きな回答をいただきました。

今後も随時状況を確認していきたいと思います!

 

 

 

 

今日はここまでですパー

 

明日は最後の質問として、将来の駅前整備についてご報告しますので、引き続きお付き合いいただければ幸いですおねがい

 

 

 

✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶✶

自己紹介・お問い合わせは、ホームページからどうぞ。

https://sekinekaori7171.amebaownd.com/

 

LINEで友だち追加もお願いします☆彡

友だち追加

ひらめき電球LINEでのお問い合わせも可能になりました