◎令和5年度の受験料等の助成が実現!

松戸市では、経済的課題を抱える世帯の子どもに対して、子どもが将来の夢に踏み出すステップとなる高校受験や大学受験などの進学に向けたチャレンジを後押しすることを目的として、大学等を受験した方がいる世帯に大学等の受験料と模擬試験の費用の一部を、中学3年生がいる世帯に模擬試験の費用の一部を助成します。

詳細はコチラをご覧ください⇒https://www.city.matsudo.chiba.jp/kosodate/matsudodekosodate/kosodatenavi/teate_jyosei/juken_ouen.html

◎きっかけは平成30年の関根ジローの要望

本件は、平成30年に関根ジローが松戸市に下記のとおり要望し(当時は、松戸市役所として検討する課も決まってなかった)、その後も会派立憲民主党として松戸市に検討の進捗を質問しておりました※。

※会派の質問はコチラ⇒https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12809389323.html

◎さらなる助成額の拡充を!

日本政策金融公庫が2018年に発表した調査結果によると、子ども1人当たりの大学受験にかかった費用は、国公立大学の場合が28万円弱、私立大学だと34万円弱となっています。入学しなかった学校、つまり併願大に支払った納付金も合わせると、国公立大学で39万円強、私立大学だと44万円弱かかっています。このように大学の受験料は大きな負担であり、助成額のさらなる拡充を松戸市に要望してまいります。

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(平成30年の関根ジローの議会での要望)

学力向上を目的として、学習塾の受講費用や高校・大学等の受験料の無利子貸付等について導入できないかを伺う。
 本件については要望します。先日、駅で市政報告活動をしていたところ、自分はシングルマザーで、中学生の子どもがいるが、自分は仕事で子どもの勉強を見ることもできないし、経済的な背景から十分に塾に通わすことが難しい。民間の個別指導塾など、子どもに合った塾に通い、それに対して助成が欲しいという声をいただきました。
 その声をいただいたことをきっかけに、他自治体で塾代の貸し付け等を行っているところを調べたところ、東京都、大阪府、東京都文京区など、少なくない自治体で貸し付けや助成を行っていることがわかりました。
 そこで、先日、文京区の中学生学校外学習費用の助成の取り組みを視察してきました。文京区では、中学生に対する学習支援施策として、学習塾授業料等の学校外学習にかかる費用を助成しております。助成要件を満たす保護者に対して、学習塾、家庭教師、通信教育といった費用について、中学2年生では年5万円、中学3年生では、年10万円を助成します。財源は全て文京区の自主財源です。
 今回、視察に伺った文京区では、その所管が教育委員会でしたが、他自治体では福祉部が所管しているところもあり、自治体の考え方によっては所管が異なったり、目的が若干違ったりしているようです。
 今回、質問したかったのですが、本件については、検討する担当課を明確にしていただきたいと、質問でなく、要望にとどめます。