9月29日朝、北松戸駅西口で駅頭活動をしました。関根ジローにとっては通算2068回目の街頭活動(2011年からカウント)。選挙の有無にかかわらず駅頭や市内交差点で可能な限り継続しています。#街頭演説



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本日は、市役所建て替え問題について、お話ししております。


現市役所は、一部の建物の耐震に問題があることから、建て替えをする必要があります。そこで、本郷谷松戸市長は、松戸駅東口イトーヨーカドー裏の国有地に市役所移転することが望ましい、と意向を表明しています。


6月議会には、この国有地を市役所移転候補地として、約30億円で財務省から購入するといった、市役所移転建て替え議案を、市長は市議会に提案しました。市議会で審議した結果、賛成少数で市長の市役所移転建て替え議案を否決。私、関根ジローも反対票を投じました。


反対した理由は、市役所移転候補地の広さが現市役所の6割ほどという狭さの問題や、移転候補地の立地が崖の上にあるといったアクセスの悪さなど、多岐にわたります。


そして、何よりも問題だと思うのは、市役所移転候補地の用地と周辺道路が土砂災害警戒区域等に指定されていることです。土砂災害警戒区域等というのは、土砂災害が発生した場合に市民の命や財産が守れない、そういう危ないところを予め土砂災害警戒区域等に指定していく、という取り組みなのですが、まさに土砂災害警戒区域等に指定されている危ないところに市役所移転することは多くの市民の理解が得られるわけがない、と私は思います。


さらに問題なのは、この土砂災害警戒区域等に指定されてる国有地を市役所移転候補地として約30億円で買った後に、市長は約4億円かけて安全対策工事を行うとしています。でも、びっくりすることに、安全対策を講じても用地と周辺道路に土砂災害警戒区域等が残ることが、関根ジローの6月議会質問で明らかになっています。安全対策工事をしても、土砂災害警戒区域等が用地・周辺道路に残ってしまう、そういった危ないところに市役所を移転することは、市民の理解が得られるわけがありません。


さらに問題なのは、松戸駅東口イトーヨーカドー裏の国有地に、市役所を移転することが望ましいと意向を盛り込んだ「基本構想」を市長は策定しました。でも、この基本構想のどこにも、移転先候補地が土砂災害警戒区域等に指定されていることや、安全対策を講じても土砂災害警戒区域等が残ることが書かれていません。都合の悪い情報を公開しない本郷谷市長の姿勢は極めて不誠実だと、私は強く思います。


土砂災害警戒区域等に指定された危ないところに市役所移転をしていきたい、という市長の考えを諦めさせて、早期に市役所現地建て替えを主軸とする改善案に改善されるように、引き続き、市議会で議論してまいります。