月面での持続的な駐留を確立し、民間企業が月面経済を構築するための基盤を築き、最終的には人類を火星に送る、アルテミス計画において、宇宙での地産地消は極めて重要です。

その地産地消にむけて千葉大が設置した「宇宙園芸研究センター」は松戸市に立地しています。

宇宙での地産地消について、
9/21の朝日新聞に記事が掲載されています。



松戸市として「宇宙園芸研究センター」との連携強化※や、支援をしていくよう、今後の議会で議論します。

また、今後も宇宙での地産地消の研究分野が更に発展することが想定されるなかで、仮に千葉大が「宇宙園芸研究センター」を拡充する意向があるような場合には、その施設は松戸市に立地してもらえるよう、松戸市は全力で誘致すべきです。

※研究でうまれた技術を、地域の農業に活かしていけないか。宇宙環境で栽培した野菜等を街興しとして活用できないか。地元小中学校等に研究を紹介し、宇宙教育ができないか。松戸市プラレタリウムとの連携はできないか等。

★記事の中から一部抜粋↓

今年1月に千葉大が設置した「宇宙園芸研究センター」では、月面の特殊な環境でも安定して育つような作物を探索。トマトやレタス、イネ、ジャガイモなど8種類を候補に品種改良をめざす。種まきや受粉、収穫ができるロボット技術や、食物の廃棄物や人間の排泄(はいせつ)物を肥料にする処理法の開発にも取り組む。

こうした技術は、地球上の課題の解決にも活用できる。たとえば、少ない水でも育つ品種の開発は乾燥地帯での栽培を可能にするかもしれない。ロボットの活用は農作業の担い手不足の解決につながる可能性がある。高橋秀幸センター長は「宇宙における資源循環を取り入れた食料生産にチャレンジし、地球社会にも還元していきたい」と話す。