千葉県が県立高校のトイレを、従来の計画を前倒しして、2029年までに100%洋式化することを決めました。一方で、松戸市は2029年までに洋式化率75%にする、としています。なお、国は2025年までに洋式化率95%にする目標を掲げています。

このような状況で、松戸市としても洋式化を前倒しするべきと、3月議会で会派立憲民主党として質問しました。答弁は残念ながら、今のところ前倒しする考えはない、とのことでした。

学校トイレの洋式化は下記3つのメリットがあります。松戸市の洋式トイレが早期に100%洋式化されるように、引き続き、市に働きかけてまいります。

①子どもたちの学習環境の改善
②災害時、避難場所としての体制整備の強化
③和式よりも洋式トイレが圧倒的に節水で、市民の税金で支払う水道料金が節約できる

↓↓↓

◇質問

①新年度における学校トイレの洋式化の取り組みを教えてください。

②松戸市総合計画では、令和11年度末までに洋式化率75%を目指すとしています。一方で、昨年12月議会では、「洋式化率60%未満の学校全てが洋式化工事の対象となり、かつ、60%以上の学校であっても、長寿命化の対象となった学校については洋式化工事を行うかつ」という答弁がされています。11年度末は75%にとどまらず、それよりも高い洋式化率が見込めると思いますが、どうですか?

③千葉県が新年度予算編成にあたり、県立高校トイレを、これまでの計画を前倒しし、2029年までに100%にすることを明らかにしまし。また、内閣官房は2025年までに洋式化率95%にする目標を掲げています。これらの背景をうけて、松戸市の洋式化も前倒しするお考えがないかお答えください。

◇答弁

①小学校5校(横須賀小、貝の花小、牧野原小、馬橋北小、東部小)中学校3校(六実中、第三中、和名ヶ谷中) の計8校でトイレ改修工事に伴う設計委託を実施いたします。 (工事については、3月補正にて前倒し、令和5年度に繰越しを行い17校実施します。)

②令和11年度末の洋式化率としましては、現在のところ75%を見込んでおります。

③松戸市総合計画にあります75%を目指してまいります。 これから長寿命化計画に基づく長寿命化に向けた改修工事が始まりますので、現時点では前倒しをする考えはございません。

◇要望

12月議会同じ答弁で、残念でした。質問のなかでも触れましたが、千葉県が新年度予算編成にあたり、県立高校トイレを、これまでの計画を前倒しし、2029年までに100%にすることを明らかにしまし。また、内閣官房は2025年までに洋式化率95%にする目標を掲げています。これらの背景をうけて、松戸市の洋式化も前倒しすべきです。6月議会以降も質問しますので、よろしくお願いします。