9月30日朝は、北松戸駅東口で街頭演説しました。関根ジローにとっては通算1827回目の街頭活動(2011年からカウント)。選挙の有無にかかわらず駅頭や市内交差点で可能な限り継続しています。#街頭演説



*****




本日は、松戸市立保育所にアレルギーフリー給食を導入することが実現できたお話をしています。

食物アレルギーをご存じでしょうか。食物アレルギーは、ある特定の食べ物を食べると、アレルギー反応があらわれる疾患で、最悪の場合には食物アレルギーで亡くなることもあります。厚労省の調査によると、乳幼児の5~10%に食物アレルギーがあると考えられています。以上のことから、保育所や学校などの給食において、食物アレルギーにどのように取り組んでいくのか、とっても重要な問題となります。

これまで松戸市立保育所では、食物アレルギーがある子どもたちに対してアレルギー症状をひきおこす食物を除いた「除去給食」を提供していました。給食の一部が除去されるので、ご家庭でお弁当を作って持参することになります。

でも「除去食」には3つのデメリットがあります。

1つめは、子どもたちにとっては「みんなと同じ給食」が食べられないことです。

2つめは、保護者にとっては、お弁当を作る負担が生じることです。また、除去された分の給食費が減額されません

3つめは、アレルギー症状をひきおこす食物が子どもによって多様であるため、保育所の調理員は複数種類の除去食を用意する必要性があり、大きな負担となっていることです。ヒューマンエラーにより誤配するリスクがあります。

そこで、関根ジローはこれまでの議会で「最初からアレルギー症状をひきおこす食材を使わない給食を作ることにより、全ての子どもたちに同じ給食を提供する工夫をすべきではないか」と提案してまいりました。

この関根ジローの提案がきっかけのひとつとなり、アレルギー症状をひきおこす要因の上位を占める卵と乳製品を除去したアレルギーフリー給食が、昨年度から全ての松戸市立保育所で導入することが実現しました。

例えばハンバーグのつなぎの卵をジャガイモで代用したり、シチューの乳製品を豆乳で代用し栄養面を維持します。子どもたちに安全な給食を提供できることに加え、アレルギーの有無にかかわらず、みんなが同じものを食べる楽しみや、お弁当の持参がなくなり保護者の負担軽減にもつながります。調理員にとっても、負担軽減になりました。私も、アレルギーフリー給食を保育所に食べにいきましたが、とっても美味しかったです。

今後は、松戸市立保育所のアレルギーフリー給食の取り組みが、私立保育所や幼稚園、学校にも拡がるように積極的に取り組んでいきたいと思います。

関根ジローはこれまでもこれからも、子育て世代の当事者のひとりとして、子育て世代の声を聞き、行政に届け、実現してまいります。