全国的に無投票選挙※1が増加しています。無投票選挙になった場合には選挙公報※2は発行・公開されません(総務省が発行・公開しなくていいとしている※3)。

そこで関根ジローは、首都圏の学生とともに「選挙公報ドットコム( http://www.senkyok.com/ )」というHPを立ち上げ、無投票となった選挙公報を全国の有志から提供頂き(有志の方は選管に対して情報開示請求等を行い無投票選挙の選挙公報を入手する)、「選挙公報ドットコム」のHP上で公開する取り組みをしています。

2020年10月に行われた長野県飯綱町議選も無投票選挙となり、選挙公報が発行されないという事態になりました。そこで飯綱町議選に立候補し当選した中井寿一さんが選管に情報開示請求を行い、幻になりかけた選挙公報を入手し、「選挙公報ドットコム」に提供くださいました。「選挙公報ドットコム」のHPに掲載しています⇒http://www.senkyok.com/

「選挙公報ドットコム」は、引き続き、全国の無投票となった選挙公報の入手と、HPでの公開を行ってまいります。また、同時に、「無投票選挙の場合には選挙公報を発行・公開しなくていい」とした総務省の見解が改まるように、働きかけを継続してまいります。

※1
無投票選挙は、選挙定数に対して立候補者数が定数以下となった場合であり、選挙は行わず候補者全員が当選となります。

※2
選挙公報とは、選挙に際して立候補した全ての候補者や政党の政見などを記載した文書で、公費で有権者に配布されるものです。

※3
総務省「無投票選挙における選挙公報の取り扱いに関する質問主意書への答弁書」http://www.senkyok.com/news_20150928.html