12月15日、12月議会最終日に木村みね子議長が一身上の都合で議長職の辞表を提出し(議長職の法定任期は4年)、議長選挙を行うことになりました。

 

関根ジローは政策実現フォーラム、立憲民主党会派からご推薦を頂き議長選挙に立候補し、本会議で下記の通り、議長選挙にあたっての所信表面演説を行いました。

 

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議長選挙に立候補するにあたって、所信表明を申し上げます。

 

まずもってこれまで議長を務めて頂いた木村みね子前議長には、公平・公正な議事運営にご尽力くださり、感謝申し上げます。この間、山口栄作元議長、木村前議長のリーダーシップのものと、議員各位が努力・協力し、市長提出議案への議員の賛否態度公開が実現できたことなど、着実に議会改革が進んできております。

 

私は議長の立場として、さらに市民に開かれた議会にむけて、大きく4つの柱からなる議会改革を進めたいと決意しております。

 

具体的に申し上げます。

 

1つめの柱、議会運営の改善についてです。11項目あります。

(1)本会議登壇の際、パネル使用・資料の配布を許可

(2)議会として議会報告会の開催

(3)反問権の導入(議会の会議において、議員からの質問や質疑の趣旨、内容、背景、根拠、考えなどを確認するため、市長や市の職員が、議員に質問することをいう)、また一問一答制を導入(一括質問と選択式)

(4)本会議のライブ中継に手話通訳を常時導入

(5)一般質問答弁事項進捗状況をHP公開(一般質問の答弁に対するその後の対応を調査し公表)

(6)本会議にスクリーンを設置し、プロジェクターの活用を許可

(7)ペーパーレス化の推進

(8)意見書・陳情・請願等への議員の賛否態度公開

(9)議会日程について「一般質問→議案等」という順番を「議案等→一般質問」に変更

(10)本会議等において答弁予定がない理事者の欠席を柔軟に許可

(11)緊急事態宣言ではない期間においては、一般質問の時間を従来の1時間に戻す

 

2つめの柱、広報の改善についてです。3つの項目があります。

(1)ユニバーサルフォントのさらなる活用推進

※UD(ユニバーサルデザイン)フォントとは読みやすいのはもちろん、遠くからでも見やすく読み間違いがないように、可読性や視認性、判読性が高くなるようにデザインされたフォント

(2)市議会ホームページのオープンデータ化推進(委員会中継の実施を含めて)

(3)市議会だよりの紙面を増やすことを目的したタブロイド版への変更

3つめの柱、経理等の改善についてです。2つの項目があります。

(1)政務活動費・議員派遣費・常任委員会視察等の予算について、これまでの消費税増税にあわせた見直し

(2)政務活動費・議員派遣費について後払い制・領収書払いを導入

 

4つめの柱、議員インターン対応の改善です。2つの項目があります。

(1)議員と市役所のヒアリングの際、議員インターンの同席を許可する

(2)議員の他自治体への視察に、議会インターンの同行を許可する(先方自治体が受け入れできない場合には不許可)

 

以上、具体的な議会改革案を申し上げました。

これらを実現すべく、ご賛同いただける皆様、私にご親任を賜りますようお願い申し上あげて、議長選挙に立候補するにあたっての決意表明といたします。

ご清聴ありがとうございました。

 

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投票の結果、残念ながら当選とはなりませんでしたが、所信表面演説で述べたことは、引き続き、粘り強く、実現にむけて取り組んでいきたいと思います。

 

議長選挙に挑戦することにご協力頂いた、政策実現フォーラム、立憲民主党会派の皆さんには心から感謝しています。