関根ジローはこれまで松戸市に対して、小中学校の多機能トイレにウォシュレットを導入することを求めてきましたが「来年度以降からウォシュレットを順次、導入すること」を松戸市が12月議会で明らかにしました。議事録を転載します。

 

****

 

○質問:関根ジロー

 

昨年9月議会において、小中学校への多機能トイレ及びウォシュレットの導入を質問しました。その答弁として、多機能トイレについては「各学校に1か所設置することを目指して多機能トイレを設置するよう計画している」というものでした。一方で、ウォシュレットについては、「現改修計画の中に含まれておらず、継続して検討」という答弁でした。

 

学校トイレへのウォシュレットの必要性は次の3点です。

 

❶障害のある児童生徒が「ウォシュレット付きの多機能トイレ」を必要としている

❷災害時には避難所として活用されるが、障害者の避難者に「ウォシュレット付きの多機能トイレ」が必要とされている

❸平常時においても今後の学校の方向性として地域に開かれた学校(コミュニティスクール)への移行が全国的に少しずつ推進されており、ますます様々な方が学校にいらっしゃるなかで、「ウォシュレット付きの多機能トイレ」が必要とされている。

 

ここで質問ですが、小中学校の多機能トイレへのウォシュレットの導入について、その後の検討状況をお答えください。

 

○答弁:松戸市

 

小中学校のトイレにつきましては、本年度から令和5年度にかけて、集中的に改修工事を進めているところでございます。この取り組みの中で、多機能トイレにつきましては、議員ご案内のとおり、各学校に1カ所設置することを目指して整備を進めております。

 

 

ウォシュレットの導入につきましては、来年度以降に改修する多機能トイレとして整備する箇所には、設置して参りたいと考えております。また、既に整備している、ウォシュレット機能がない多機能トイレには、今後の改修工事に合わせた設置を検討して参ります。

 

○要望:関根ジロー

 

来年度以降に改修する多機能トイレにはウォシュレットを導入して頂けるとのこと、ありがとうございます。

 

しかしながら、今年度は17校の洋式トイレ改修工事を行い、スペースの確保等が図れたことで多機能トイレの設置を12校で行うことができたと伺っていますが、この12校すべてにおいて多機能トイレにウォシュレットを導入することが出来なかったと聞き及んでおります。昨年9月議会に多機能トイレへのウォシュレットの必要性を私から質問していただけに、残念だったと申し上げます。この点については、答弁で「既に整備している、ウォシュレット機能がない多機能トイレには、今後の改修工事に合わせた設置を検討」とのことですので、期待したと思います。要望になりますが、ウォシュレット付の多機能トイレの整備が遅れている学校に、肢体不自由児が通学する際には、児童やご家族がウォシュレット付き多機能トイレを必要とする場合には、個別対応で整備して頂きますよう、お願いします。