現在、千葉県では緊急事態宣言を踏まえ、飲食店に対して「20時以降の休業」を依頼しています。市民が県に対して「●●●の店が20時以降も営業している」と通報するケースもあるようです。

 

こんななかで、ある飲食店が「20時以降は閉店し、翌日のお弁当の仕込みを店内で行っていた」ところ(20時以降、店内で仕込みをすることは何ら問題ないにも関わらず)、市民から通報うけた県が、当該飲食店に対して添付の依頼文を送付する案件が発生しました。

 

安藤じゅん子・千葉県議会議員を通して本件について県に確認したところ「市民からの通報があれば、添付の依頼文を出している。通報内容が事実かどうかを県は確認していない(確認する余力がない)。依頼文には”(通報の)情報が事実であれば協力してほしい”と但し書きを書いている」との回答でした。

 

事実かどうかも確認せずに、一方的に行政からこのような文書を送りつけることは善良な事業者の経済活動に委縮を与えてしまう心配があることから、安藤じゅん子・千葉県議会議員が県に対して「本文書を送付する際には、事業者に丁寧な説明と対応を徹底すること」を要望しました。