大江戸線運転士の集団感染の要因が「共用洗面所の蛇口」だった可能性が報道されています⇒https://news.yahoo.co.jp/articles/fb77e11e286a81d9ac9fd7955471d38879a40ac7

 

松戸市では昨年9月議会において、感染症対策を目的として「学校蛇口のレバーハンドル化」にかかわる予算を可決しています。

 

この予算への松戸市議会議員の賛否態度と、予算に対する会派を代表しての関根ジローの賛成討論を再掲します。

 

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<賛成した会派・議員>

 

●政策実現フォーラム

関根ジロー

DELI

増田薫

成島良太

戸張友子

二階堂剛

 

●日本共産党

宇津野史行

平田きよみ

ミール計恵

山口正子

 

●松政クラブ

木村みね子

桜井秀三

鴈野聡

中村典子

大塚健児

大谷茂範

大橋博

鈴木大介

石井勇

箕輪信矢

杉山由祥

田居照康

小沢暁民

 

●公明党

城所正美

諸角由美

篠田哲弥

鈴木智明

松尾尚

岩瀬麻理

高橋伸之

伊東英一

飯箸公明

織原正幸

 

●市民クラブ

末松裕人

市川恵一

渋谷剛士

岩堀研嗣

深山能一

中川英孝

 

●会派に属さない議員

岡本優子

 

<反対した会派・議員>

 

●会派に属さない議員

中西香澄

山中啓之

 

※敬称略

※原裕二議員は欠席

※議長は採決に加わらない

※ 昨年12月22日には会派「立憲民主党」を結成しています。結成の背景はコチラをご覧ください⇒https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12645866658.html

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<賛成討論>

 

学校における感染症対策として、水道の蛇口をレバーハンドルに切り替える取り組みについてです。

 

今回の補正予算第7回に盛り込まれている学校以外の公共施設については、概ね自動水栓化する事業費が計上されており、なぜ学校はレバーハンドルなのか、レバーハンドルでコロナ対策になるのか、疑問でした。この点、委員会のなかで、回転式のハンドル水栓は、指先で握る必要があるため、接触面積も広くなり感染リスクが高まるが、レバーハンドル式は指先を使わず、ひじや手の甲などで扱うことができ、接触面積も最小限に抑えることができるため、感染対策として一定の期待ができることがわかりました。

 

また、レバーハンドルへの切り替えではなく、電気式の自動水栓への切り替えを行うべきではないかと疑問でしたが、こちらについては、電気式の場合には電気配線工事が必要となり、8000個近くもある蛇口を臨時交付金の対象となる今年度中に整備することが困難であることもわかりました。

 

次に、電気配線工事が不要である電池式や発電式自動水栓についてであれば、今年度中に整備が可能ではないかと委員会で質問しましたが、電池式や発電式の場合には「電池の交換作業が必要になり、その際の更新費用がかさむことや、電池交換は教職員の負担になる懸念がある」ということがわかりました。

 

さらに委員会質疑のなかでは「自閉式水栓にしたらどうか」という意見がありましたが、自閉式水栓について調べてみたところ「小学校低学年にとってはおしづらい」や「一回押したときの、水が流れる時間が決まっているため、十分に洗えない場合がある」「レバーハンドル型よりも価格が高い可能性がある」等の声があるようですので、教育委員会におかれましては改めて事実を確認し、精査して頂ければと思いますので、よろしくお願いします。