新しいリーフレットを作成しました。ご希望ございましたら郵送します。

 

また関根ジローは、毎朝駅頭で「かわら版」をお渡ししておりますが、お渡しできる方は限られています。より多くの方々に、関根ジローに対する理解を深めて頂くために、ご自宅の周辺など「かわら版」をポスティングしてくださる方を募集しています。随時、50枚くらいからご希望の枚数をご自宅にお届けします。

 

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松戸市では6月15日から分散登校が解消され通常授業が再開になりました。このことについて「なぜ分散登校を解消するのか」「分散登校を解消でソーシャルディスタンスを確保できるのか」「再度の分散登校はどのような基準で行うのか」などについて、6月11日の市議会で教育長に質問するとともに改善を求める要望を行いました。要望についての議事録(未定稿)を転載します。

 

 

文部科学省が5月22日に公表した「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル『学校の新しい生活様式』」において、「新しい生活様式」を踏まえた学校の行動基準が記載されています。具体的には地域の感染レベルを3段階に分類しており、地域における新規感染者数などが多発などしている場合をレベル3とし、新規感染者が落ち着いている場合にはレベル1とするとしています。レベル3の場合には「身体的距離をできるだけ2m程度(最低1m)を確保、感染リスクの高い教科活動については行わない」、レベル1の場合には「1mを目安に学級内で最大限の間隔を取る、教科活動は十分な感染症対策を行った上で実施」するとしています。

 

社会全体としてソーシャルディスタンス2mを確保することが望ましいとされているのに、学校においては地域の感染者数の状況により「1mを目安に最大限の間隔を確保すればよい」と文科省が見解を示したことに批判の声が挙がっていることは事実です。私自身も批判の声に共感するものです。

 

しかしながら1クラスに35人~40人にいる学校現場の実情なかでは2mを確保した場合、分散登校しかありえない状況になってしまいます。分散登校を行う場合、自宅待機になるグループの学習保障が重要になりますが、現時点で「オンライン授業を行う環境整備が図れていない」という実態があり、自宅での学習について学校が十分にフォローすることは困難があり限界があります。また、オンライン授業はあくまでも代替え手段で、対面での教育活動に勝るものはないという意見も根強いです。このような背景から、学校においては地域の感染者数の状況に応じて、ソーシャルディスタンスの距離を緩和せざるを得ない実情があるのだろうと思われます。

 

この文科省の新しい生活様式を踏まえた学校の行動基準の考え方を、松戸市が策定した「学校における新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」にも盛り込むべきですし、保護者にもこの考え方を丁寧に説明し、理解を得る努力をして頂きたいと要望します。加えて、松戸市として、地域の感染レベルが何レベルにあたるのか根拠とともに明確に情報発信し、とりわけ保護者に対しては丁寧に説明されるよう要望します。

 

なお、地域の感染者数の状況により、行動基準が変化し、それに伴い学校の日程が変更することはあり得ることだと理解しますが、日程変更の日程変更を連発することで保護者に大きな負担となることも事実ですので、レベル1からレベル2、レベル2からレベル3への対応は命・健康に係るので迅速に、レベル3からレベル1に向かっての対応は慎重に行いつつ、可能な限り、日程変更に日程変更を重ねることを避ける努力をして頂きますよう要望します。