〇千葉県・千葉市によるチバテレビを活用した学習支援について

 

学校の休校が続く中、子どもたちの家庭での学習を支援しようと、千葉県教育委員会はテレビを活用して学習動画を5月18日から放送する取り組みを始めます※1。チラ⇒https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2019/documents/manabi02schedule.pdf

 

また、千葉市においても5月13日から同取り組みを開始しています※2。

 

千葉県・千葉市の放送スケジュールはコチラをご覧ください⇒https://www.chiba-tv.com/program/detail/1122

 

〇熊谷千葉市長の指摘について

 

千葉県と千葉市が放送することについて、熊谷千葉市長が下記の指摘をしています。熊谷市長が釈然としないのはごもっともですが、結果的に千葉県・千葉市の双方が放送することになったのは、子どもたちにとっては良かったと思います。

 

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休校中の子ども達の学習のため明日から千葉テレビで授業放送が行われます。県も別時間帯で実施。

私たちは県に対してテレビ授業の実施を提案しましたが、実施しないとのことだったので市で実施。市が発表後に県が実施すると発表。釈然としませんが、二つあるのは子供達にとって悪いことではありません

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〇双方向のオンライン授業について

 

テレビを活用した授業の放送は、とても良い取り組みだと思います。しかしながら、テレビを活用した授業の放送は、「一方通行」であることから、休校が長期化することを見据えて、さらなる学習環境の充実を目的として、「双方向」のオンライン授業についても早期に実現するべきと思います。配慮が必要なご家庭に対して「パソコンの貸し出しや通信費の支援」を行うことにより、下記のメニュー等を導入することが可能になります。

 

①担任教諭によるリアルタイムの遠隔授業

②担任教諭による録画授業の提供

③ファイル共有機能を使った担任教諭による課題の提供

④ファイル共有機能を使った担任教諭によるテストの採点

⑤会議システムを活用した担任教諭によるホームルームの実施

⑥会議システムを活用した担任教諭による個別面談の実施

⑦担任教諭が在宅勤務で①~⑥が可能になる

 

関根ジローは所属する市議会会派「政策実現フォーラム」として市長に対して、再三に渡り「オンライン授業の充実」を求めていますが※3、市長の対応が遅れているため、改めて要望するとともに、安藤じゅん子・千葉県議会議員と連携して必要な財源を県に求めて、さらに国会で「配慮が必要なご家庭へのパソコンの貸し出しや通信費の支援」が議論されるように立憲民主党国会議員と連携を強化してまいります。

 

※1 チバテレビ(5月7日)「臨時休校続くなか 学習動画放送へ “家庭学習を支援“ /千葉」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00010007-chibatelev-l12

 

※2 千葉日報(5月12日)「授業動画撮影スタート 小中学生向け、教諭ら出演 13日からチバテレで放送」https://www.chibanippo.co.jp/news/local/689553

 

※3 「『休校延長(登校日なし)を早期に決断すること』等を求める要望書」https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12592103789.html