新型コロナウイルス感染症の相談・受診目安を5月8日に変更したことについて、首相が国会で「国民への周知が足りなかったことは真摯に反省し、専門家の意見を聞いた上で、より分かりやすく見直しを行った」と述べたと、共同通信で報道されました※1。

 

5月7日まで「37度5分以上の発熱が4日以上」としていたことで「基準に達しないことを理由」に「電話相談したが相談に乗ってもらえなかった(または、そもそも基準に達していなかったから電話相談しなかった)」ことにより、亡くなった方や重症化した方がいらっしゃいます。「周知が足りなかった」で済む話しではないと思います。

 

また同記事によると、首相は「PCR検査を実施する基準ではなく、帰国者・接触者相談センターなどに相談する際の目安だ」と述べたことも報じられています。この点、5月8日の目安変更を受けて、「県立保健所及び帰国者・接触者外来」における検査基準を変更しないのか、安藤じゅん子・千葉県議と連携して県に確認します。また、松戸市としても5月11日から地域外来・検査センター(検査センター)の運用を開始※2しますので「検査センター及び地域の診療所」における検査基準の詳細を質問状を市に提出し、確認しています※3。

 

※1 共同通信(5月12日)「首相、相談目安の周知不足を反省 新型コロナで、衆院本会議」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000093-kyodonews-pol

 

※2 「松戸市、地域外来・検査センター設置へ」https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12596181088.html

 

※3 「『地域外来・検査センター』設置に関する質問書」https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12596356777.html