5月8日、関根ジローが所属する市議会会派「政策実現フォーラム」として市長宛に「搬送体制の強化を求める要望書」を提出しました。

 

千葉県北西部の保健所が疲弊しており、保健所による患者の搬送ができなくなってきている恐れがあることが、NHKの報道で明らかになっています。市民の命を守るため症状が悪化したらすぐに医療機関に行ける体制整備を強化する必要が高まっていることから要望書を提出しました。

 

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搬送体制の強化を求める要望書

 

新型コロナウイルス対策にご尽力くださり感謝申し上げます。

新型コロナウイルスに感染し、入院が必要な患者については、原則、保健所の職員が防護服などを着用し、車を用意して搬送しています。重症の場合などは、救急車で搬送するよう地域の消防に協力を要請しますが、千葉県ではいずれも確保が難しい場合には、本人や家族で手段を確保し、公共交通機関を使わずに病院に向かうよう依頼しています。

 

しかしながらNHKが「千葉県北西部に住む50代男性が、当初軽症と診断され、自宅で療養していたが、症状が悪化して入院先が決まった後も保健所が車の手配ができず、運転に不慣れな家族の車で病院に到着したこと」を報道※しました。

 

千葉県北西部の保健所が疲弊しており、保健所による患者の搬送ができなくなってきている恐れがあることが、NHKの報道で明らかになりました。市民の命を守るため症状が悪化したらすぐに医療機関に行ける体制整備を強化する必要が高まっています。

 

そこで下記の通り要望します。

 

 

1.千葉県に対して「搬送ができないことが要因の自宅療養者数」を公開するように求めること。

2.「搬送できないことが要因の自宅療養者を解消すること」や「保健所等の負担軽減を図ること」を目的に、千葉県に対して搬送体制の強化を求めること。その際、県のみで強化することが困難な場合には、民間(専門事業者)の活用や、市町村へ協力依頼を行うことを求めること。

 

以上

 

※ NHK(5月1日)「『生死を分けた』新型コロナ元患者が語る厳しい搬送体制の現状」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/amp/k10012414221000.html