Twitterで下記のご意見頂きました。

 

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ネットの情報をかじった程度の知識しかありませんが、PCR検査をすることで陽性(偽陽性含む)の人が医療機関に押し寄せてしまい、医療が崩壊するのではという懸念があるそうですが、その辺についてはどうお考えでしょうか…。今かならひっ迫している状況だと思うのですが…。

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関根ジローの回答です。

 

誰もがPCR検査を受けられる環境ではなく、まずは保健所や医師が必要と認める患者はPCR検査を遅滞なく受けられる環境整備を推進していくべきです。

 

具体的には「保健所の負担軽減」「検査数の増」の効果が見込める地域医師会等による「地域外来・検査センター」の設置を県・市に働きかけています※。患者はかかりつけ医等に相談し、医師は胸部レントゲン、末梢血液検査等により感染の可能性を見極め、「地域外来・検査センター」の検査につなげます。また検査の手法として「感染リスクの低減」や「検査の効率化」が図れるドライブスルー方式の採用も検討すべきです。

 

PCR検査を受けた後、結果が出るまでの間、かかりつけ医等は患者に療養指導を行い、自宅療養を指導します。PCR検査の結果はかかりつけ医に報告され、結果は電話で患者に伝えます。陰性であれば引き続き自宅療養するよう指導します。

 

また、PCR検査増とともに「外出自粛の徹底による新規感染者数の減」や「宿泊施設や感染症床の確保」等を推進することによる「医療機関への負担軽減」も極めて重要だと考えています。

 

※ 「『PCR検査を行う地域外来・検査センター』設置に関する要望書」 https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12591648913.html