4月14日、Twitterで慢性疲労症候群の患者から下記のお声を頂きました。
 
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松戸市立総合医療センターに定期通院してます。
免疫異常があるため通院に危機感を感じるのですが「前回と同じ内容の処方箋をFAX等で送って下さい」と何度問い合わせても「対応できない」と言われます。
外来患者が減ることは医療を守る事でもあるはずです。改善できないでしょうか?
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新型コロナウイルス感染症の感染拡大のなかで、慢性疲労症候群の患者が病院に行くことを「怖い」と思うのは当然のことと思います。また政府としても、新型肺炎の感染拡大に歯止めがかからないなかで「医療を守ること等を目的にオンライン診療等の来院しない仕組み」を推進しているなかで、「FAXによる処方箋を発行してほしい」という願いは、政府の方向性と合致していると思われます。
 
なお、医療センターにおいて、慢性疲労症候群の診療科は「女性特別外来」であり、急性期ではない医師が週一回、慢性疾患の患者を診察してくださっています。
 
このことから、関根ジローは総合医療センターに電話診療を認めるよう要望してまいりました→https://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12589451447.html
 
その後、「多くの慢性疲労症候群の患者が声を挙げてくださった」ことにより、4月20日から、「慢性疾患 の再来患者」で「主治医が可能と認めた場合に限り」、新型コロナ対策期間中は、希望者には予約日に電話診療に対応して頂けることになりました。処方箋は薬局にFAXされます。「慢性疾患の再来患者」で電話診療をご希望の際には、総合医療センターの代表番号に電話し相談ください(主治医が可能と認めた場合に限り電話診療が可能になります)。
 
実現できたのは、多くの当事者の皆様がお声を挙げてくださったことと、その声に迅速に応えた総合医療センターの努力によるものです。
 
なお、総合医療センターの電話診療が一部スタートしたことについて医療センターのホームページに掲載されていません(4月21日現在)。このことについて関根ジローから、早期にホームページ掲載するように要望しています。より多くの患者に「総合医療センターで電話診療が一部スタートしたこと」を知ってもらうため、ぜひ口コミで拡散して頂けるとありがたいです。