Twitterで下記のご意見を頂きました。



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松戸市立総合医療センターに定期通院してます。
免疫異常があるため通院に危機感を感じるのですが「前回と同じ内容の処方箋をFAX等で送って下さい」と何度問い合わせても「対応できない」と言われます。
外来患者が減ることは医療を守る事でもあるはずです。改善できないでしょうか?

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◎慢性疲労症候群について

ご意見をくださった方は、慢性疲労症候群の患者であり「感染症になるとリスクが高い」と言われています。具体的には下記が指摘されています。

1.免疫異常のある人が多く、感染しやすい。重症化しやすい。回復しにくい。

2.平時から外出困難なため、悪化すると病院に行けるのがいつになるか…。

3.薬で副作用が出やすい、または化学物質過敏症併発率が高く、治療薬を服用できないことが多い

新型コロナウイルス感染症の感染拡大のなかで、慢性疲労症候群の患者が病院に行くことを「怖い」と思うのは当然のことと思います。また政府としても、新型肺炎の感染拡大に歯止めがかからないなかで「医療を守ること等を目的にオンライン診療等の来院しない仕組み」を推進しているなかで、「FAXによる処方箋を発行してほしい」という願いは、政府の方向性と合致していると思われます。

なお、医療センターにおいて、慢性疲労症候群の診療科は「女性特別外来※」であり、急性期ではない医師が週一回、慢性疾患の患者を診察してくださっています。

◎医療センターの回答

ご意見を医療センターに確認したところ、
「当病院は急性期病院であり、慢性疾患の病院ではないため、現時点では電話診療等に対応していないため、FAXによる処方箋発行も難しい。今後の課題として検討はする」
とのことでした。

関根ジローは、この回答に一定の理解はします。

しかしながら「急性期医療を担っている医師が関わるFAX処方箋を認めない」ことは「その通りなんだろう」と思う一方で、女性特別外来は「急性期医療ではない医師が慢性疾患患者を診察」していることから、女性特別外来については個別対応としてFAXによる処方箋を認める余地はないのだろうか、と思います。医療センターには引き続き改善にむけて検討してもらいたいです。

※女性特別外来の詳細は→ https://www.city.matsudo.chiba.jp/hospital/kakkyokusinryouka/tokubetsu_gairai/joseitokubetsugairai.html