本日、関根ジローも所属する政策実現フォーラムとして市長・教育長宛に「外遊びを含めて生活するうえで『3密を避けること』や『社会的距離を保つこと』を徹底するように市民に広く情報発信すること等を求める要望書」を提出しました。要望書は下記の通りです。

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「外遊びを含めて生活するうえで『3密※1を避けること』や『社会的距離を保つこと』を徹底するように市民に広く情報発信すること等を求める要望書」


新型コロナウイルス感染症対策にご尽力くださり感謝しております。

さて、2020年4月7日に千葉県から緊急事態宣言が発令されました。本市としても、緊急事態宣言を受けて、市民に対して「お願いしたいこと」を情報発信しております。

具体的には「生活の維持に必要な場合を除き、昼夜を問わず、みだりに自宅等から外出しないようにしてください」と呼び掛け、その例外として「生活の維持に必要な場合」を呼び掛けています。この例として「健康維持、運動不足・ストレス解消のための運動や遊び」が例示されております。

とりわけ子どもたちの外遊びについては、文部科学省の事務連絡※2において「学校が臨時休業でも、児童生徒が外出したら効果がないのではないか」という自治体からの問い合わせに対して、「児童生徒の健康維持のために屋外で適度な運動をしたり散歩をしたりすること等について妨げるものではなく、感染リスクを極力減らしながら適切な行動をとっていただくことが重要であると考えています。」と回答しております。緊急事態宣言を受けた現在においても、この見解が変更されていません。

以上のように、健康維持、運動不足・ストレス解消を目的として、3密を避けた外遊びでの運動や遊びは問題ないとされております。しかしながら、「子どもたちが公園等で密集して遊んでいる」等という心配する声が市民から挙がっております。そこで、「大切な子どもたちの命を守ることを最優先」にすべく、下記の通り要望します。


1.外遊びを含めて生活するうえで「3密を避けること」や「社会的距離を保つこと」を徹底するように市民に広く情報発信すること。その際には、子どもにも理解しやすい表現にすること。情報発信の際には既存の情報発信手段に加え、文科省から外遊びについての事務連絡が出されていることを鑑み、各学校から家庭に対しても情報発信することを検討すること。

2.警視庁が「新型コロナウイルス感染症の不安につけ込み子どもを狙う犯罪相次いでいる」と注意を呼び掛けていること※3を鑑み、3月16日に弊会派から要望済※4ではあるが、さらなる子どもたちの安全にむけて関係機関と連携して、防犯活動の取り組みを強化すること。

3.道路で遊ぶ子どもたちが散見されていることから、交通安全や騒音防止等の観点から注意すること。

4.今後、感染者が著しく増加した場合には政府が「外遊び自粛」という方針に転じる可能性もあることから、市におかれては常に情報収集に努め、その際には迅速に市民に情報発信すること。

以上

※1 厚生労働省は3密を「1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)」、「2.密集場所(多くの人が密集している)」、「3.密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)」としている

※2 文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業に関するQ&Aの送付について(3月 11 日時点)」に関する事務連絡(2020年3月11日)

※3 NHK(2020年4月8日)「新型コロナの不安につけ込み子どもを狙う犯罪相次ぐ 警視庁)」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200409/k10012377211000.html

※4 休校中における『児童の屋外での活動』『安否確認・パトロール』等に関する要望書