災害が起こったとき、被災者の中でよりつらい思いをされるのは何らかの病気をもたれている方々です。例えばアレルギーをお持ちの被災者。東日本大震災の時、炊き出しの原材料の表示はされていなくて、アレルギーの患者さんたちは食べていいかどうか困ったというSOSが挙がりました。そこで関根ジローは、松戸市においては、炊き出しの原材料表記を徹底すべきと議会で提案しています。下記、2019年3月議会議事録の転載(未定稿)。

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◇質問

炊き出し等に使用する食材の原材料の表示について伺います。

先日、NHKで「災害時のアレルギー対策」が報道されており、その番組のなかで、アレルギーの子どもを支援する愛知県のNPO法人「アレルギー支援ネットワーク」の西里映子理事が「東日本大震災の時も、原材料の表示はされていなくて、アレルギーの患者さんたちは食べていいかどうか困ったというSOSが届きました」とお話ししていました。何を材料に使っているかがわかれば、食べられるかどうか判断でき、誤食も防げるというものです。また、誰もが食べられる炊き出しすることも大事なのではないかと、お話しされていました。ここで伺いますが、「炊き出し等の際の原材料の表示」及び「誰もが食べられる炊き出し」について松戸市の見解をお答えください。

◇答弁

炊き出し等の際の原材料の表示についてでございますが、炊き出し等の原材料の表示につきましては、各避難所において構成される避難所運営委員会や地域の防災訓練、パートナー講座などの接点を捉え、周知を図ってまいりたいとお考えております。なお、ご提案の「誰もが食べられる炊き出し」につきましては、今後の課題とさせていただきたいと存じます。