2020年度に向け、小学校ではコンピュータープログラミング教育の必修化が現在、検討されています。また、 最近の調査データによると、“子どもに習わせたいランキング”の上位に「プログラミング」が入るなど保護者のみな さんからもプログラミング教育に大きな関心が寄せられています。

このような背景のなかで、本日、杉並区立八成小学校においてプログラミング授業を開催すると伺いましたので、視察してきました。

プログラミング授業は、エンジニア人材サービスの株式会社VSNが社会貢献活動の一環として行っているもので、同社がプログラミングの講師を小学校に派遣し90分の授業を行うものです。外部の講師が授業を行いますので、学校現場の多忙な先生方への負担は生じにくくなっています。

今回の授業では、フリーのプログラミングソフト「スクラッチ」を活用して、子どもたちに作品を作ってもらうというものです。

とても分かりやすい授業で、子どもたちも楽しみながら、プログラミングの基本的な仕組みを理解することができる内容でしたので、素晴らしいと思いました。

授業の最後には、子どもたちが作成した作品の発表があり、どの作品も創意工夫が凝らしてあり、とても小学5年生が短時間で作成したものと思えないクオリティでした。その一つを添付します。



子どもたちがプログラミングの楽しさを体験し、基礎知識を身につけることによる未来のエンジニア育成と、現在深刻化が続いている国内エンジニア人財不足の解消に寄与することを目的にした、このような取り組みは全国に拡がるべきです。

松戸市においても、学校現場の多忙な先生方の負担にならないようなかたちで、プログラミング授業が早期に導入できるように松戸市に提案してまいります。

株式会社VSN:http://www.vsn.co.jp