本日、松戸たかまさ県議が交通管理者である千葉県警と美野里交差点のスクランブル化について打ち合わせを実施したところ「一定の前向きな結論が出た」とのことです。早期の実現にむけて、引き続き、松戸県議と連携して頑張りたいと思います。

<関根ジローの取組み~美野里交差点を通学路指定にして優先順位の引き上げ実現~>

●かねてから安全対策を求める声

美野里交差点は車の交通量が多い一方で、多くの小中学生が利用している交差点のため、かねてからスクランブル化をはじめとした安全対策を求める声が挙がっておりました。

そんななかで、2015年2月に、地元町会長と交通安全母の会の連名で同交差点のスクランブル化を求める要請書が松戸市に提出され、その後、交通管理者である千葉県警にも提出されておりました。

要望書が提出されていたものの、なかなか改善にむけての議論が進展しないなか、大橋小学校の保護者から関根ジローにも安全対策を求める要望を頂きました。

●通学路指定されていなかった美野里交差点

2012年4月に京都府亀岡市で発生した、登下校中の児童等の列に自動車が突入する事故を始め、登下校中の児童等が死傷する事故が連続して発生したことを受けて、同年5月に文科省・国土交通省・警察庁が連携し、通学路における緊急合同点検を実施し安全対策を講じることとなりました。

松戸市においても「松戸市通学路交通安全プログラム」を策定し(http://www.city.matsudo.chiba.jp/kyouiku/gakkoukyouiku/gakkouanzen/jikoboushi.files/program.pdf)、2012年から毎年、関係機関(※)が連携し、市内各小学校の通学路において合同点検を実施し、安全対策を進めています。

※関係機関
・松戸市教育委員会
・千葉県松戸警察署
・千葉県松戸東警察署
・千葉県東葛飾土木事務所
・松戸市建設部道路維持課
・小学校代表
・PTA代表者

●大橋小学校保護者と連携して美野里交差点を通学路指定

しかしながら、大橋小学校の保護者から要望を頂いたことをきっかけに、関根ジローが調査したところ、美野里交差点は「通学路指定」されておらず、この合同点検の対象から外れていたことから、安全対策の優先順位が必ずしも高くなかった現状がありました。

このような背景のなかで、スクランブル化を前進させるために、同交差点の「通学路指定」にむけて、大橋小学校の保護者と連携のうえ、大橋小学校の校長教頭や松戸市教育委員会のご理解も頂き、昨年7月に同交差点を通学路とし、千葉県警察本部へ報告がなされました。

こういった背景のなかで、現在、スクランブル化への検討が加速しています。

なお、美野里交差点の通学路指定については、昨年の松戸市9月議会において関根ジローは質問を行っております。下記、議事録を転載します。

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■質問:関根ジロー

かねてから美野里交差点への安全対策を求める声が挙がっており、地元町会や交通安全母の会の会長名で、関係機関にスクランブル交差点化への要望書が提出されております。
そんななか、今年実施された、大橋小学校の合同安全点検において、保護者から美野里交差点への安全対策にむけて通学路指定を求める声が挙がりました。
ここで伺います。通学路指定にむけての現在の進捗と、通学路指定という変化があるなかで、スクランブル交差点化への検討状況がどうなっているのかお答えください。

■答弁:松戸市

1点目、同交差点の通学路の指定につきましては、平成28年7月5日に大橋小学校より松戸市教育委員会に通学路申請の提出があり、その後千葉県警察本部へ報告したところでございます。

2点目、当該交差点のスクランブル交差点化につきましては、議員のご案内のとおり、平成28年2月10日に、陣が前自治会長及び交通安全母の会大橋町会支部長の連名により要望書が提出され、同月25日に所轄である松戸警察署へ要望書を提出しております。

進捗状況につきまして、松戸警察署に確認しましたところ、歩行者等の調査を実施したとのことであります。今後とも、繰り返し調査を行い、その結果とともに、交通管理者である千葉県公安委員会に対し、要請を行うとの回答でありました。
市といたしましても、引き続きその動向を注視し、確認してまいります。

■要望:関根ジロー

通学路に指定されるということは、安全対策の優先順位が極めて高くなったということだと思います。それに加えて、かねてから、地元町会長や交通安全母の会から要望されている美野里交差点のスクランブル化にむけて、引き続き努力頂きたいと思います。また、スクランブル化のほかにも、さまざまな安全対策の方法があると思いますので、ご検討をお願い申し上げます。