本日開催されました松戸市議会の委員会において「保育所ICT化」及び「子どもの見守りカメラ」の導入予算が賛成多数で可決されました。

 

「保育所ICT化」は、保育所における保育士の業務負担軽減を図るため、負担となっている保育以外の業務について、ICT化推進のための保育システム(指導計画やシフト表の作成等)の購入に必要な費用を支援するものです。

 

また、「子どもの見守りカメラ」については、保育所等における事故防止や事故後の検証のため、子どもの見守りのためのカメラの設置に必要な費用を支援するもです。

 

これらの予算化にむけて、関根ジローは昨年9月議会において松戸市に提案をしておりました(議事録を転載します)。

 

***************
***************

 

平成28年9月議会議事録を転載

 

■質問:関根ジロー

 

保育所等業務効率化推進事業についてお伺いします。


国の補助事業でもあるこの事業は、具体的には次の2点を指します。

 

1つ目として、保育所等における保育士の業務負担軽減を図るため、負担となっている書類作成等の業務についてICT化推進のための保育システムの購入に必要な費用を支援する事業です。

 

2つ目として、保育所等における事故防止や事故後の検証のため、子どもの見守りのためのカメラの設置に必要な費用を支援する事業です。

 

これら保育所等業務効率化推進事業について、松戸市の取り組み状況をお答えください。

 

■答弁:松戸市子ども部長

 

保育所等業務効率化推進事業につきましては、保育士確保関係の複数の事業を含む保育に関する支援メニューを盛り込んだ国の保育対策総合支援事業費補助金という補助事業のうちの一つであります。

 

平成27年度末に国の補正予算で事業化され、公立保育所、民間保育園、幼保連携型認定こども園、小規模保育施設等、保育関係施設を広く対象としているほか、補助率が、国4分の3、市4分の1ということで、国の推進に向けた意欲を感じるところでございます。

 

本市といたしましても、ICT及びビデオカメラの導入は、保育士の事務負担の軽減、保育施設の業務効率化、児童の事故防止及び保育の質の確保という観点からも必要性を十分に認識しております。

 

現在実施を検討する保育施設を把握するための調査を行っているところであり、調査結果を踏まえ、実施につきましては前向きに検討してまいりたいと考えております。