大橋小学校の保護者の皆様から、美野里交差点の安全対策についてかねてから相談を頂いておりました。この交差点は、車の交通量が多い一方で、多くの大橋小学校や柿ノ木台小学校の子どもたちが利用している交差点です。

今年2月には地元町会長と交通安全母の会の連名で同交差点のスクランブル化を求める要請書が松戸市に提出され、その後、交通管理者である千葉県警にも提出されています。

そして今回、このスクランブル化を前進させるために、同交差点を「通学路指定」にする取り組みを、大橋小学校の保護者と連携して関根ジロー・安藤じゅん子千葉県議はお手伝いさせて頂きました。通学路指定することにより、安全対策の優先度が極めて高まることになります。そして大橋小学校の先生方や松戸市教育委員会のご理解も頂き、7月には同交差点は既に通学路として、千葉県警察本部へ報告がなされました。

こういった背景のなかで、現在、スクランブル化への検討が加速しています。

本件の進捗について、松戸市9月議会において関根ジローが下記のとおり質問を行いました。下記、議事録(未定稿)を転載します。

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■質問:関根ジロー

かねてから美野里交差点への安全対策を求める声が挙がっており、地元町会や交通安全母の会の会長名で、関係機関にスクランブル交差点化への要望書が提出されております。
そんななか、今年実施された、大橋小学校の合同安全点検において、保護者から美野里交差点への安全対策にむけて通学路指定を求める声が挙がりました。
ここで伺います。通学路指定にむけての現在の進捗と、通学路指定という変化があるなかで、スクランブル交差点化への検討状況がどうなっているのかお答えください。

■答弁:松戸市

1点目、同交差点の通学路の指定につきましては、平成28年7月5日に大橋小学校より松戸市教育委員会に通学路申請の提出があり、その後千葉県警察本部へ報告したところでございます。

2点目、当該交差点のスクランブル交差点化につきましては、議員のご案内のとおり、平成28年2月10日に、陣が前自治会長及び交通安全母の会大橋町会支部長の連名により要望書が提出され、同月25日に所轄である松戸警察署へ要望書を提出しております。

進捗状況につきまして、松戸警察署に確認しましたところ、歩行者等の調査を実施したとのことであります。今後とも、繰り返し調査を行い、その結果とともに、交通管理者である千葉県公安委員会に対し、要請を行うとの回答でありました。
市といたしましても、引き続きその動向を注視し、確認してまいります。

■要望:関根ジロー

通学路に指定されるということは、安全対策の優先順位が極めて高くなったということだと思います。それに加えて、かねてから、地元町会長や交通安全母の会から要望されている美野里交差点のスクランブル化にむけて、引き続き努力頂きたいと思います。また、スクランブル化のほかにも、さまざまな安全対策の方法があると思いますので、ご検討をお願い申し上げます。