9月1日、松戸市長に対して「ヘルプマークを普及させる松戸市民の会」が「ヘルプマークの普及促進を求める要望書」を3703筆の賛同の署名とともに提出いたしました。関根ジロー・安藤じゅん子千葉県議も同席させて頂きました。

また、9月5日の松戸市議会において関根ジローが「ヘルプマーク普及にむけての松戸市の見解について」質問を行い、松戸市は「ヘルプマークの推進は重要なことと考えておりますので、今回、多くの市民から、ご要望をいただいた思いを受け止めまして、ヘルプマークの普及・啓発に取り組むとともに、配布についても検討してまいりたい」と極めて前向きな答弁を行いました。

下記が議事録(未定稿)です。

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■質問:関根ジロー

ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見からわからなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるよう東京都福祉保健局が作成したマークです。6月議会において、ヘルプマークの推進に向けて、松戸市も取り組むべきと質問を行い、福祉長寿部長から「現在推進しておりますハート・プラスマークはもとより、ヘルプマークの推進につきましても重要なことと考えておりますので、千葉県及び近隣市の動向や松戸市民が主に利用するJR及び東京メトロなどの公共交通機関の普及状況等も注視しながら調査研究をしてまいりたいと考えております」とお答えいただきました。

その後、9月1日に「ヘルプマークを普及させる松戸市民の会」が、松戸市長に対して、ヘルプマークの普及に向けた配布・啓発等、早期に実現してほしいという要望書を、3703の賛同の署名を添えて提出しております。

ここで質問です。
多くの松戸市民から松戸市長に要望書が提出されたなかで、その声に松戸市としてどのように応えていくのか見解をお答えください。

■答弁:松戸市

東京都が作成したヘルプマークの普及促進についてであります。

松戸市では、市民の約3割が市外に通勤・通学をしており、そのうちの多くが都内に通っておりますので、ヘルプマークに接する機会も多くなっているものと推察しております。

本市といたしましては、ヘルプマークの推進は重要なことと考えておりますので、今回、多くの市民から、ご要望をいただいた思いを受け止めまして、ヘルプマークの普及・啓発に取り組むとともに、配布についても検討してまいりたいと考えております。

■要望:関根ジロー

今回、多くの市民から、ご要望をいただいた思いを受け止めまして、ヘルプマークの普及・啓発に取り組むとともに、配布についても検討してまいりたいと考えておりますと、非常に前向きな答弁を頂きました。

「ヘルプマークを普及させる松戸市民の会」によりますと、署名に協力して頂いた皆様は、当事者の障がい者だけではなく、健常者や、医療関係者も多く賛同の署名に協力してくれたと聞いています。多くの皆さまの声を着実にかたちにして頂きますよう心からのお願いを申し上げます。