松戸市6月議会に「中谷元防衛大臣の憲政史上最悪の暴言に抗議し、罷免を求める意見書(案)」を提出していましたが、残念ながら否決されてしまいました。各議員の賛否態度は下記のとおりです。

国民の世論とかけ離れた松戸市議会を変えよう!

<意見書に賛成した議員>

○民主党
関根ジロー

○社民・無所属クラブ
二階堂剛
DELI
増田薫

○日本共産党
宇津野史行
高橋妙子
平田きよみ
山口正子
高木健

○無所属
中田京

○市民力
山中啓之
谷口薫
原裕二

○無所属
大塚健児

<意見書に反対した議員>

○松政クラブ
杉山由祥
石井勇
大谷茂範
鈴木大介
木村みね子
張替勝雄
田居照康
平林俊彦
小沢暁民

○市民クラブ
末松裕人
深山能一
渋谷剛士
市川恵一
岩堀研嗣
山口栄作
中川英孝

○公明党
城所正美
石川龍之
鈴木智明
松尾尚
岩瀬麻理
高橋伸之
伊東英一
飯箸公明
織原正幸
諸角由美

○清松会
大橋博
箕輪信矢
桜井修三

※敬称略

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中谷元防衛大臣の憲政史上最悪の暴言に抗議し、罷免を求める意見書(案)

中谷元防衛大臣が、6月5日に開かれた衆議院の平和安全特別委員会で、集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法案について「現在の憲法をいかにこの法案に適用させていけば良いのかという議論を踏まえて、閣議決定をおこなった」と答弁した。
そもそも日本国憲法は、憲法98条1項により、法律は憲法に反してはならない、反するものは効力を有しないと定め、憲法の方が法律よりも上位に位置すると明文化している。また、憲法99条により、国務大臣や国会議員は、憲法尊重擁護義務を負っている。
立憲主義や憲法尊重擁護義務を理解せず、むしろ破壊しようとしている中谷元防衛大臣の答弁は、憲政史上最悪の暴言と言わざるを得ず、強く抗議するとともに、大臣を務める資質がないと言わざるを得ない。
よって、本議会は内閣総理大臣に対して、中谷元防衛大臣の罷免をすることを求めるものである。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。