衆議院議員 生方幸夫ブログを転載します。

「 今度こそ、安倍さんに国民の声を聞かせることが出来ます 」

11月19日(水)

 昨日、安倍総理は記者会見を開き、衆議院の解散を表明しました。消費税増税を見送るという重大な政策変更を行うのだから、国民に信を問わなければいけないと、安倍さんは述べていました。
 重大な政策変更ということであれば、この二年間で最も大きかった政策変更は憲法の解釈を変えて、集団的自衛権を行使できるようにしたことでしょう。でもその時安倍総理は、民意を問うということをしませんでした。
 それなのに今回は民意を問うという。何故か。来年は集団的自衛権行使に関連する法案を審議しなければいけない、また、原発の再稼働も待っている、さらにアベノミクスのメッキもはげ、来年は景気後退が予想されています。つまり、来年になれば、確実に支持率が下がる、だから負けが最少で済む、今、解散しようというのが見え見えです。まさに、安倍さんのための、安倍さんによる解散です。
 年末でどこの商店も書き入れ時です。そんな時に選挙をやれば、売れ行きが落ちることは目に見えています。景気が後退局面に入っている恐れが強ければ、一日も早く、景気対策を打たなければならないはずですが、安倍さんはそんなことより、自分の延命の方が大事だと考えているのです。全く勝手な人です。
 今週は月曜日に市川、火曜日に松戸、そして今日は北松戸で朝1時間半ほど街頭演説をしました。内容は、身勝手な解散であること、この解散に大義はないこと、しかし、国民がこれまでの安倍政権にノーが言える機会が訪れた、それはいいことだというものでした。
 駅頭をやるのは実に久しぶりでしたが、反応は極めてよかったといっていいと思います。まだ選挙をやるのか、半信半疑の人が多い中、たくさんの人がビラを取ってくれました。関心が高いということです。
 選挙は来月2日に公示、来月14日投票という短期決戦です。短期だからといって、重要性が少なくなる訳ではありません。日本をこれ以上、悪い方向に向かわせないために、是非とも投票所に足を運んで頂きますようお願いします。