私は以前から、災害時における乳幼児物資確保のために大手育児用品専門店チェーンの西松屋(松戸市内3店舗)と災害時の協定を結ぶべきと、松戸市に提案しておりました。このことについて、松戸市が西松屋と災害時に備えて覚書を取り交わしたことを、私の議会での質問で明らかにしました(’14年3月議会)。これからも、災害に備えて、安全・安心の街づくりに力を尽くします。

下記は議事録転載です。

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■質問:関根ジロー

昨年5月17日付けの千葉日報の記事に、「災害時に乳幼児物資確保、柏市赤ちゃん本舗と協定」という記事がありました。災害時に、乳幼児に必要な物資を確保するため、柏市は育児用品専門店チェーンの赤ちゃん本舗と、災害時等における物資の供給等に関する協定を締結し、災害が起きた際、同社が粉ミルクや離乳食、飲料水など、乳幼児向けの飲食料品を提供するほか、哺乳瓶や医療品、紙おむつ、育児衛生用品などの供給でも協力するというものです。

このことについて昨年6月議会において私から、松戸市も市内の育児用品専門店チェーンとの災害協定にむけて取り組んではどうかと質問したところ、答弁として「乳幼児支援に特化した協定等も必要と思われますので、今後もさまざまな協定の締結に向けまして、その拡大に努めてまいりたいと存じます。」とお答え頂いておりましたので、その後の進捗をお聞かせください。

■答弁:松戸市

災害時に必要な育児用品の物資供給につきましては、災害時における「物資供給に関する協定」や「応急生活物資の供給等に関する協定」に基づき、市内の大型商業店舗や生活協同組合等から提供を受ける体制でございますが、乳幼児支援の強化を図るため、災害時における育児用品の物資供給に関する協定にむけて、市内の育児用品専門店と協議を行いました。

相手先からは、他の自治体とそのような協定は行っていないとの理由から、結果的には残念ながら協定締結には至りませんでしたが、災害時には協力は惜しまないとの回答をいただきましたことから、災害時には物資を提供して頂けるよう文書にて依頼したところでございます。

災害時における物資の供給に関しましては、大変重要であると認識しておりますので、今後とも引き続き拡大に努めてまいりたいと考えております。

■要望:関根ジロー

育児用品専門チェーンとの災害協定についてお答え頂きました。昨年6月での私の要望にお応え頂き、市内の育児用品専門店と協議を行って頂き、協定までは結ばないものの文書にて物資提供依頼をしたとのこと、ありがとうございました。

災害時における乳幼児物資確保にむけた今回の市の取組みは、子育て世代を呼び込む街を掲げる松戸市として意味のあるものだと思います。引き続き、乳幼児物資を含めた、様々な物資確保にむけて今後とも協定の拡大にむけて努めて頂きますようお願いします。