松戸市議会９月議会において「松戸駅・新松戸駅における分煙推進の取組み」を質問しました。松戸市からは「受動喫煙の被害にあってる立場に立って、駅周辺では喫煙所を設けないということも視野に入れつつ検討する」と答弁がありました。下記、議事録を転載します。
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■質問：関根ジロー
民主・社民クラブは昨年３月定例議会代表質問において「東松戸駅周辺におけるタバコのポイ捨て対策」を要望し、答弁は「タバコのポイ捨て解消を目的に東松戸駅周辺を重点推進地区に指定することを検討する」とお答え頂いておりました。その後、担当課にご尽力を頂き、１０月１日に東松戸駅周辺が重点推進地区としてスタートしました。担当課の迅速な取り組みに感謝いたします。また、重点推進地区の指定にあわせて喫煙所も新設されました。この喫煙所はパーテンションで仕切られており、タバコの煙が周囲に拡散しないように配慮されたつくりになっております。このことにより、タバコを吸う人も吸わない人も気持ちよく駅が利用できると評価する声が市民から挙がっております。
このように新たに重点推進地区の指定となった東松戸駅周辺ではパーテーションで仕切りが設けられた喫煙所に好評の声が挙がるなか、一方で既存の重点推進地区に指定され且つ喫煙所が設けられている松戸駅と新松戸駅の喫煙所にはパーテンションで仕切りが設けられておりません。パーテーションで仕切りが設けられておりませんのでタバコの煙がダイレクトに周囲に拡散されてしまい、タバコを吸わない市民にも副流煙が流れてしまっている状況です。
そこで、昨年１２月議会におきまして、タバコを吸う市民も吸わない市民も、気持ちよく駅を利用できるようにするために、喫煙所へのパーテンション等による仕切りを設けることが出来ないか質問をしたところ、松戸市の答弁として、「松戸駅及び新松戸駅前については、区分上、道路の一部となることから、原則、パーテーション等の構造物等は設置できないことになっているものの、関係機関と連携し、喫煙者・非喫煙者双方に、より配慮した喫煙所が設置できるのか、より効果的な方法を含め、検討してまいります」とお答えを頂いておりました。
ここで、伺います。松戸駅・新松戸駅における分煙推進の取組みについて、進捗をお答えください。
■答弁：松戸市
現在、喫煙・ポイ捨てが禁止されている重点推進地区に指定されている駅周辺は、松戸駅、新松戸駅、八柱駅、東松戸駅の４つでございます。
重点推進地区につきましては、路上喫煙を禁止しておりますので、それぞれに指定喫煙所を設置しておりますが、八柱駅につきましては、多数の苦情により、平成24年3月31日をもって喫煙所を撤去したことは、ご案内の通りでございます。
松戸駅、新松戸駅につきましては、できるだけ迷惑とならない場所をとのことで、現在の位置に喫煙所を移しましたが、仕切りがなく、駅利用者が喫煙所近くを通らなければならないことから、煙や喫煙マナーに関する苦情が寄せられているところでございます。
ご質問の松戸駅、新松戸駅における分煙推進への取組みについてですが、道路としての使用制限とともに、場所もせまいため、仕切りが設置できず、移設するにも、近くに適当な場所がないのが現状でございます。
現在可能な対策として喫煙所付近に喫煙マナーに関する啓発看板の設置や喫煙エリアを示す路面シートを貼り、マナー向上を図っておりますが、これといった効果が上がっていないのが現状と考えております。
今後の対策といたしましては、喫煙所については、まずは、健康被害を受けている方の立場で考えて参りたいと存じます。
効果的な対策が取れないのであれば、駅周辺では喫煙所を設けないということも視野に入れつつ、関係部署、安全・快適街づくり協議会などと連携し、受動喫煙に対する対策を検討して参ります。
以上、答弁とさせていただきます。
■要望：関根ジロー
松戸駅・新松戸駅における分煙推進の取組みについて を答弁頂きました。
答弁のなかで、松戸駅や新松戸駅の喫煙所について「パーテーション等の設置」や「喫煙所の移設」について検討した結果、スペースが狭かったり、適当な場所がなかったりして、困難であるという結論ということがわかりました。さらに、現在可能な対策として喫煙所付近に喫煙マナーに関する啓発看板の設置や喫煙エリアを示す路面シートを貼り、マナー向上を図っておりますが、これといった効果が上がっていない ということもわかりました。
そして今後については、健康被害を受けている方の立場に立ち、これ以上に効果的な対策が取れないのであれば、駅周辺では喫煙所を設けないということも視野に入れつつ、関係部署、安全・快適街づくり協議会などと連携し、受動喫煙に対する対策を検討したいと お答え頂きました。
駅周辺で喫煙所を設けないことについて、近隣自治体の状況を、私のほうで調査したところ、近隣の市川駅も柏駅も、健康被害を受けている方の立場に立って喫煙所を設置していないことがわかりました。
駅周辺では喫煙所を設けないというのは、時代の流れだと思いますので、検討のほどお願い致します。
なお、現在、松戸駅の改修が予定されておりますが、松戸駅改修の際には駅利用者の喫煙者が喫煙できる完全分煙されたスペースを設けて頂きますよう、担当課におかれましてはＪＲ東日本に要望して頂きたくお願い致します。
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■質問：関根ジロー
民主・社民クラブは昨年３月定例議会代表質問において「東松戸駅周辺におけるタバコのポイ捨て対策」を要望し、答弁は「タバコのポイ捨て解消を目的に東松戸駅周辺を重点推進地区に指定することを検討する」とお答え頂いておりました。その後、担当課にご尽力を頂き、１０月１日に東松戸駅周辺が重点推進地区としてスタートしました。担当課の迅速な取り組みに感謝いたします。また、重点推進地区の指定にあわせて喫煙所も新設されました。この喫煙所はパーテンションで仕切られており、タバコの煙が周囲に拡散しないように配慮されたつくりになっております。このことにより、タバコを吸う人も吸わない人も気持ちよく駅が利用できると評価する声が市民から挙がっております。
このように新たに重点推進地区の指定となった東松戸駅周辺ではパーテーションで仕切りが設けられた喫煙所に好評の声が挙がるなか、一方で既存の重点推進地区に指定され且つ喫煙所が設けられている松戸駅と新松戸駅の喫煙所にはパーテンションで仕切りが設けられておりません。パーテーションで仕切りが設けられておりませんのでタバコの煙がダイレクトに周囲に拡散されてしまい、タバコを吸わない市民にも副流煙が流れてしまっている状況です。
そこで、昨年１２月議会におきまして、タバコを吸う市民も吸わない市民も、気持ちよく駅を利用できるようにするために、喫煙所へのパーテンション等による仕切りを設けることが出来ないか質問をしたところ、松戸市の答弁として、「松戸駅及び新松戸駅前については、区分上、道路の一部となることから、原則、パーテーション等の構造物等は設置できないことになっているものの、関係機関と連携し、喫煙者・非喫煙者双方に、より配慮した喫煙所が設置できるのか、より効果的な方法を含め、検討してまいります」とお答えを頂いておりました。
ここで、伺います。松戸駅・新松戸駅における分煙推進の取組みについて、進捗をお答えください。
■答弁：松戸市
現在、喫煙・ポイ捨てが禁止されている重点推進地区に指定されている駅周辺は、松戸駅、新松戸駅、八柱駅、東松戸駅の４つでございます。
重点推進地区につきましては、路上喫煙を禁止しておりますので、それぞれに指定喫煙所を設置しておりますが、八柱駅につきましては、多数の苦情により、平成24年3月31日をもって喫煙所を撤去したことは、ご案内の通りでございます。
松戸駅、新松戸駅につきましては、できるだけ迷惑とならない場所をとのことで、現在の位置に喫煙所を移しましたが、仕切りがなく、駅利用者が喫煙所近くを通らなければならないことから、煙や喫煙マナーに関する苦情が寄せられているところでございます。
ご質問の松戸駅、新松戸駅における分煙推進への取組みについてですが、道路としての使用制限とともに、場所もせまいため、仕切りが設置できず、移設するにも、近くに適当な場所がないのが現状でございます。
現在可能な対策として喫煙所付近に喫煙マナーに関する啓発看板の設置や喫煙エリアを示す路面シートを貼り、マナー向上を図っておりますが、これといった効果が上がっていないのが現状と考えております。
今後の対策といたしましては、喫煙所については、まずは、健康被害を受けている方の立場で考えて参りたいと存じます。
効果的な対策が取れないのであれば、駅周辺では喫煙所を設けないということも視野に入れつつ、関係部署、安全・快適街づくり協議会などと連携し、受動喫煙に対する対策を検討して参ります。
以上、答弁とさせていただきます。
■要望：関根ジロー
松戸駅・新松戸駅における分煙推進の取組みについて を答弁頂きました。
答弁のなかで、松戸駅や新松戸駅の喫煙所について「パーテーション等の設置」や「喫煙所の移設」について検討した結果、スペースが狭かったり、適当な場所がなかったりして、困難であるという結論ということがわかりました。さらに、現在可能な対策として喫煙所付近に喫煙マナーに関する啓発看板の設置や喫煙エリアを示す路面シートを貼り、マナー向上を図っておりますが、これといった効果が上がっていない ということもわかりました。
そして今後については、健康被害を受けている方の立場に立ち、これ以上に効果的な対策が取れないのであれば、駅周辺では喫煙所を設けないということも視野に入れつつ、関係部署、安全・快適街づくり協議会などと連携し、受動喫煙に対する対策を検討したいと お答え頂きました。
駅周辺で喫煙所を設けないことについて、近隣自治体の状況を、私のほうで調査したところ、近隣の市川駅も柏駅も、健康被害を受けている方の立場に立って喫煙所を設置していないことがわかりました。
駅周辺では喫煙所を設けないというのは、時代の流れだと思いますので、検討のほどお願い致します。
なお、現在、松戸駅の改修が予定されておりますが、松戸駅改修の際には駅利用者の喫煙者が喫煙できる完全分煙されたスペースを設けて頂きますよう、担当課におかれましてはＪＲ東日本に要望して頂きたくお願い致します。