12月松戸市議会に「自由民主党石破茂幹事長の暴言に抗議する決議」を下記のとおり提出しておりました。議会最終日の12月19日に採決が行われ、残念ながら賛成少数で「不採択」になってしまいました。

■■賛成14人/反対28人(全議員数42人)■■

■■賛成した会派・議員■■

◆民主・社民クラブ
関根 ジロー
二階堂 剛
安藤 淳子

◆市民力
山中 啓之
谷口 薫
原 裕二

◆日本共産党
宇津野 史行
伊藤 余一郎
山口 正子
高木 健
高橋 妙子

◆絆(無所属の会・みんな)
川井 清晶

◆無所属
中田 京
海老原弘


■■反対した会派・議員■■

◆絆(無所属の会・みんな)
杉浦 誠一
鈴木 大介

◆松政クラブ
杉山 由祥
石井  勇
木村 みね子
張替 勝雄
田居 照康
平林 俊彦
小沢 暁民
こひら 由紀

◆市民クラブ
中川 英孝
渋谷 剛士
市川 恵一
岩堀 研嗣
大井 知敏
深山 能一
末松 裕人

◆公明党
渡辺 美喜子
城所 正美
高橋 伸之
伊東 英一
飯箸 公明
織原 正幸
石川 龍之
諸角 由美
山沢 誠

◆無所属
桜井 秀三
大橋 博

■■下記、決議文■■

自由民主党石破茂幹事長の暴言に抗議する決議


自由民主党石破茂幹事長は11月29日、自らのブログにおいて「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」と述べ、憲法で保障された表現の自由に基づく市民のデモを、テロと同一視するかのごとき見解を披露した。言語道断の暴言である。

折しも特定秘密保護法案についてテロの定義があいまいであることが論点の一つとなるなか、石破幹事長の暴言は、特定秘密保護法案に含まれる重大な問題をあらためて浮き彫りにした。

その後、石破幹事長はデモはテロだという発言は撤回したものの、依然として「デモで大声を上げるのは本来あるべき民主主義の手法とは異なる」という発言を続けており、自分の意見に反対する意見はテロと断じて締め出してしまいたいという考え方は変わっていない。

よって松戸市議会は自由民主党石破茂幹事長に対し、憲法で保障された表現の自由に基づく市民のデモを、テロ行為と同一視するかのような暴言に強く抗議するものである。

以上、ここに抗議する。