土砂災害警戒区域に指定された上本郷第２小学校の安全対策を早急に講じるべき

台風２６号による大雨と強風で、全国的に大きな被害をもたらしました。そのなかで、伊豆大島はとりわけ大規模な土砂災害が発生し多くの犠牲者をだしました。この大島町の土砂災害について報道によりますと「土砂災害の被害を減らすため、都道府県では、法律に基づいて、市町村が避難計画を作る警戒区域の指定を進めていますが、大島町については指定にむけた調査がまだ行われていなかった」ことが明らかになっています。

ひるがえって、松戸市の土砂災害警戒区域ですが、昨年１２月に市内の３カ所が指定をうけています。そのなかで、子どもたちが日常の多くの時間を過ごし、且つ、災害時には地域の避難場所にもなる上本郷第２小学校の一部が土砂災害警戒区域の指定をうけました。

上本郷第２小学校の一部が土砂災害警戒区域として指定されて以降、市議会の一般質問において「土砂災害発生した際に物理的に被害を軽減する工事等のハード面での対策」及び「避難所場所としての再考等のソフト面での対策」について要望をしてまいりましたが、松戸市におかれましては未だに具体的な対策を講じることを明らかにしておりません。

今回の台風２６号による伊豆大島の甚大な被害をうけて、市民の命に関わる極めて重大な事項でありますので、改めて松戸市に対して「土砂災害警戒区域に指定された上本郷第２小学校の安全対策を早急に講じること」を求めていきたいと思います。

下記の添付は、土砂災害警戒区域に指定された上本郷第２小学校付近の地図です（千葉県HPより転載）。




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