河北新報 2011年2月22日(火)から転載
★★
『岩手県花巻市教委は2011度から4年かけて、市内の全小中学校でトイレをほぼ全面的に洋式化する。和式に慣れない子どもが増えているためで、14年度までに計735個の便器を交換する。岩手県教委によると、新築などの際に学校単位で洋式を導入するケースはあるが、市町村単位でトイレだけを集中的に更新するのは珍しいのではないかという。 対象は小学校20校、中学校11校で、児童生徒向け便器の洋式の割合は約23%にとどまっている。交換は小学校の低学年用を皮切りに中学年用、高学年用、中学校と順次進める。11年度当初予算案に約7400万円を盛り込み、4カ年の総事業費は2億8900万円と見込んでいる。 トイレ洋式化の事業は、家庭や公共施設などで洋式便器が普及する中、保護者らの要望を反映させた。市教委によると、和式が使えずに我慢して体調を崩したり、わざわざ和式のある商業施設で使い方を練習したりする児童もいるという。 市教委教育企画課は「洋式は時代の流れで、思い切って変える。ただ、和式を残したいという声があれば、各学校と打ち合わせながら進めたい」と話している。』
★★

全国的に学校トイレの洋式か促進が広がっています。

一方で松戸市は、平成23年度末で約23%だった学校トイレの洋式化率を、4年間でほぼ倍増の約42%まで促進させることを、明らかにしています(詳細はコチラをご覧ください)。

洋式化が促進されることは喜ばしいものの「学校トイレの洋式化率の目標値を設定されていないこと(42%以降に洋式化促進する計画がない)」及び「各学校間における洋式化率の格差が拡大してしまう」ことから、引き続き、松戸市に対して学校トイレの洋式化促進を求めていきたいと思います。

松戸市における学校トイレの洋式化促進を目的とした署名活動を実施していますので、ご協力いただける方はご連絡ください(署名用紙はコチラをご覧ください)。皆様から頂きました署名は、松戸市長に提出し、さらなる洋式化促進を求めていきたいと思います。