多くの皆様の願いであります「学校トイレの洋式化推進」が、実現にむけておおきく前進しました。

松戸市議会9月議会一般質問における私の質問に対して、松戸市は学校トイレの洋式化率を平成27年度末までに倍増すると明らかにしました。
洋式トイレが増える学校とその率は下記の通りです。

松戸市議会議員  関根ジロー オフィシャルブログ「48万市民のパワーを結集しよう。」Powered by Ameba

松戸市議会議員  関根ジロー オフィシャルブログ「48万市民のパワーを結集しよう。」Powered by Ameba


◆平成23年度末実績
洋式トイレ:1028個
和式及び洋式トイレ:4491個
洋式化率:約23%

◆平成27年度末見込み
洋式トイレ:1905個
和式及び洋式トイレ:4501個
洋式化率:約42%

今回、洋式トイレがほぼ倍増されることは大変に喜ばしいことですが、2点の問題があると思っています。

1点目は、松戸市として学校トイレの洋式化率の目標値をいまだに設定していないことです。先般、千葉市が学校トイレの洋式化率の目標値を平均70%以上にすると公表しておりますが(詳細はコチラ)、松戸市が目指す目標値を設定する必要があると思います。

2点目は、各学校の洋式化率の格差が拡大してしまうことです。小学校でいうと、六実二小の洋式化率81.8%と高木小の洋式化率15.3%では、66.5%の格差が生じます。こういった学校間による洋式トイレの格差は是正しなければなりません。各学校における平成27年度末時点での洋式化率一覧は下記の通りです。

以上のように、「洋式トイレ倍増計画」は大変に評価するものの、「学校トイレの洋式化率の目標値を設定されていないこと」及び「各学校間における洋式化率の格差が拡大してしまう」ことから、10月29日に本郷谷松戸市長に対して、今回の「洋式トイレ倍増計画」を再点検しこれらの問題をクリアするように計画を見直すように求めてきます。また、この間に多くの皆様にご協力を頂きました、「ピカピカ!学校トイレ洋式化改革 の署名」についても、同日、市長に提出し、「小学校・中学校のトイレの洋式化推進は、市民の願いである」ことを伝えてきたいと思います。