昨日のブログの続きです。

この3年間で11件もの人身事故が発生している「JR馬橋駅東口正面道路」について、交通事故をゼロにするための対策を松戸市はどう考えているのかを、松戸市議会9月定例議会で下記の通り質問をしました。
(事故件数の調査についてはコチラをご覧ください)


★馬橋駅東口正面都市計画道路についての一般質問★

【質問:関根ジロー】
馬橋駅東口正面都市計画道路についてお伺いします。

馬橋駅東口正面都市計画道路は、馬橋駅に至るメイン道路の1つであります。

日常的に通勤者や歩行者が多く、また、駅へ送り迎えする車の往来が非常に多い道路になっております。

特に、朝晩の通勤時間帯には、人と車の往来が極めて混雑致します。しかしながら、道路幅員が7mしかなく、非常に狭い道路になっています。

この道路を利用する多くの皆様から、「道路が狭くて、毎日怖い思いをしている。いつ事故が起きてもおかしくない道路だ。」という多くの声を、この間頂戴しましたので、実際に、この道路で、どのくらいの事故が発生しているか、松戸市消防局企画管理室に調査をして頂きました。

その結果、交通事故における救急車の搬送件数は、平成20~平成22年までの3年間で、11件もの人身事故が発生していることがわかりました。

ここで伺います。

3年間で11件もの人身事故が発生している馬橋駅東口正面都市計画道路ですが、事故をゼロにするための短期的・中長期的な対策を、松戸市はどのように考えているかお答えください。


【答弁:建設担当部長】
馬橋駅東口正面の都市計画道路の進捗状況についてでございますが、市内には総延長約119Kmの都市計画道路があり、このうち平成24年4月1日現在、約64Km、率にしまして約53%の区間が整備され、市民の皆様にご利用いただいております。

議員よりご質問がありました馬橋駅東口正面道路につきましては、馬橋駅東口を起点に国道6号線と交差し、都市計画道路3・3・6号線を終点とする、計画幅員16の松戸都市計画道路3・4・19号線の起点部分に該当しております。

ご案内のように、現況は、約7m程度の幅員しかなく歩道と車道が分離されていないことから、通勤時間帯を中心に歩行者と車両等が常時混在し、交通事故が発生する危険性が高い状況であります。

また、馬橋駅東口正面道路は、馬橋駅へ通ずる主要道路であるにもかかわらず、バスの乗り入れ等ができないことや、道路の両側から駅前にかけて密集している商業施設等に対する防災上の観点から、市といたしましても道路拡幅整備の必要性は十分に認識しているところであります。

しかしながら、馬橋駅東口正面道路につきましては、一般県道「馬橋停車場線」として千葉県が維持管理をしていることから、市としましては、千葉県に対して当該道路整備の必要性を説明していく所存でございます。

また、当該道路の整備につきましては、長期的な事業となる事が予想されますので、早期に行える対応と致しまして、「馬橋停車場線」を所管しております東葛飾土木事務所に対しまして、交通安全に対して適切かつ迅速な対策を講じて頂きますよう申し入れをしてまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。


【質問:関根ジロー】
議員になってまもなく2年経過するところですが、馬橋駅東口駅頭で市政報告をさせて頂いています。

現地の状況を見ると、朝晩、人と車両が錯綜し、非常に危険だと思っていました。

冒頭でも申し上げた通り、3年間で11件の交通事故が発生していることを知り、これを解消する方向に進めなければならないと強く感じています。

答弁のなかで、交通事故等が発生する危険性が高い状況にあるとのことですが、現実に事故が起こっていることを踏まえ、強力に問題の解消にむけて、県と市が連携をとって対応されることを、本当に強く願います。

馬橋東口を利用される市民から不安の声を多く聞きます。
住民の安全・安心を確保するうえで、重要な問題なので、強い取り組みをお願いします。

★ここまで★

↓馬橋駅東口正面都市計画道路です。
松戸市議会議員  関根ジロー オフィシャルブログ「48万市民のパワーを結集しよう。」Powered by Ameba