民主・社民クラブとして、4月13日に千葉市に「3世代同居等支援事業」を視察してきました。

3世代同居等支援事業は、親・子・孫など三世代家族の形成を促進し、高齢者の孤立防止、家族の絆の再生を図るため、三世代家族の同居などに必要な費用の一部を助成するものです。千葉市では具体的に、三世代が同居・近居(1km以内)するための住宅の購入・増改築・借り上げなどの費用を最大130万円助成しています。

千葉市では、昨年6月1日から受け付けを開始し、平成23年度の実績では、当初36件の申し込み見込みのところ、69件の申し込みがあったそうです。これは人口流入増に向けた施策の側面もあり、実際に市外から転居される方が半数程度いらっしゃったそうで、人口流入増に有効であるという評価を、千葉市担当課はしておりました。また、家族内で介護や子育てがある程度行われることから公的負担を軽減することもある程度効果があったとの評価を同担当課はしておりました。

そういった評価のなかで、予算額も増額しているそうです。平成23年度は1800万円の予算枠が、平成24年度は2倍の約3600万円に予算枠を倍増させたとのことでありました。

ひるがえって松戸市は、本郷谷市長のもと、「子育て世代を呼び込める街」を標ぼうしております。また、残念ながら、昨年度は松戸市初の人口減となっている現状もあります。「人口流入増」や、家族内で介護や子育てがある程度行われることから「公的負担を軽減」することが期待できる、「3世代同居等支援事業」を松戸市で導入できないものか、市に対して求めていきたいと思います。


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7月12日の朝は馬橋駅西口にて駅頭をしました。リーフレットを受け取って頂きました皆様、ありがとうございました。通算61日目の街頭活動となります(平成23年9月からカウント)。選挙の有無に係らず、駅頭や市内交差点で、可能な限り継続しています。
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