先日(4月19日)、安藤淳子市議とともに、市立松戸高校に取材に行きました。


取材に行ったきっかけは、ツイッターにて、


”松戸の若者も頑張ってますよ! 今日、市松高校では生物部の生徒が被災し松戸市へ避難してきた方々と動物ふれあいイベントを行い大盛況だったそうです♪ 明日も2時から行う予定です。”


とのメッセージを頂いた事がきっかけです。


新聞等で、専修松戸高校の学生たちが、避難してきた子供たちとサッカーをして交流したという記事は知っていましたが(コアラ葛飾 )、市立松戸高校のこの話は初耳でした。


市立高校での取り組みだということと、生物部が具体的にどんな事をしたのかという興味が非常に湧き、今回、お伺いしてきました。


↓市立松戸高校

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↓正木昌治校長

お忙しい中、お話を頂いたのが、正木校長、椿先生、榎本先生です。

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【感心した事】

◆福島からの避難者が合宿所に宿泊したが、この運営を学生たちがボランティアでやってくれた事。


◆学生の合宿所でのボランティアを通して、避難者のみなさんに何かできないかという動きが学生側からあった事。


◆学生たちの具体的な取り組みとして、吹奏楽部や合唱部や生物部が、避難者のみなさんに慰問活動を継続的に行った事。


◆生物部が行ったことは、うさぎやドクターフィッシュを合宿所に運び、避難者のみなさんにふれってもらった。避難者のなかにはペットを現地に残してきた方もいて、とても喜んでもらった事。


◆これらの取り組みは、卒業生も応援にきてくれた事。


【課題】

◆避難所の運営が、学校側(先生・学生・地域住民のみなさん)のみに負担があった。運営した時期がたまたま春休みだったからかろうじて運営ができたが、仮に授業がある平時であれば対応が出来ないと感じた事。運営管理者あるいは教育者からの意見として、これには耳を傾けなければならないことだと思います。


◆市立松戸高校には備蓄倉庫がない事。これについては、市内の一部の中学校には備蓄がありますが、より規模の大きい高校として、防災拠点の機能を果たす事が期待されるはずです。



↓避難所です。

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↓NTTが無償で提供した、インターネット環境です。

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↓NTTが無償で提供している、固定電話です。

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↓避難所の廊下は、メッセージボードがありました。
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↓メッセージボードから。
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↓メッセージボードから。
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↓メッセージボードから。
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↓メッセージボードから。

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↓私が特に感心したのは意見箱。

改善を続ける意思が見えます。
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この震災を機に、市立松戸高校の生徒やOBOGが経験した貴重な体験は、おそらく市立松戸高校のさらなる発展の契機となることでしょう。


私は応援します。


まずは、耐震化を推進するように頑張ります。

これは、勉強している子供たち、また防災拠点となる施設として極めて重要な事です。


先生方、お忙しい中、貴重なお話を頂き、ありがとうございました。

また、ツイッターにて本件についてお知らせ頂いた@chiffonchamaさん、ありがとうございました。