沼津にやってきた目的はラブライブの聖地巡礼、ではなく、もちろん日本酒。 丸芹澤酒店さん主催の沼津日本酒フェスに参加するためなのでした。このフェス酒屋さん主催なのですが、沼津駅前のホールを借り、入場者１０００人以上という凄まじい規模の日本酒イベントです。参加蔵は静岡１０に他県が２０、計３０蔵の日本酒がほぼ呑み放題、さらに地元人気店のおつまみも食べることができてオリジナルお猪口つき、２７００円というお得なイベントでありました。
おそらくお酒はそうは無くならない。しかし、フードを１０００人分用意しているはずがないのでフードはなくなるだろうと、まずはフードブースに並ぶ作戦。酒友Nさんも東京から参戦していたので、２手に分かれておつまみをとることにしました。わたくしは「わびさびの心」さんの特製オードブル、チーズやドライミニトマトのオイル漬け、香り焼き鯖、焼き鳥山葵、チーズと大葉の春巻き、枝豆。「三の蔵」さんのしらすのムースを確保。Nさんは渡辺ハム工房に並び、切りたて生ハムとソーセージを確保。お盆をもってこなくても、カップホルダーのある紙が入口で配られるため、呑み食べ歩きが楽でした。
おつまみ片手に、いざ日本酒ブースへ。 すごい行列が目に飛び込んでき、おお、開運の出品酒に並んでいるかと思ったら、なんと陸奥八仙。この日一番の行列で、最後まで途絶えることはありませんでした。ので、呑むのは断念。まあ、東京だといろんなところで呑めますし、shu sakeでも呑めますしね。他、行列になっていたのが梅乃宿、九郎右衛門というのも意外でした。いや、美味しいですけど、そんなに静岡で人気なのねと目から鱗。
とにもかくにも。わーい、行列になっていないならとまずは開運。金賞受賞酒はさすがの味わい。他のお酒はこの時点では開けられておらず、いただくことが出来ず。 次は阿部勘～。夏の金魚ちゃん。買ってあるのですが、会に使うためとってあるので今期いただくのは初。ん～綺麗なグレープフルーツなどの柑橘の酸。透明感ある味わいで大好きです。大吟醸もいただきました。このイベント、各蔵元ブースにもお勧めのおつまみが置かれておりまして、阿部勘はたこせんと牡蠣せん。 水芭蕉ではやはり最初はしゅわっとスパークリング。ああ美味しい。純米大吟醸おりがらみもブルーボトルが爽やかで夏にお勧めの一本。ちなみに、水芭蕉は群馬ですからもちろんの刺身蒟蒻。
若竹はお酒はもちろん、焼津の鰹のはらんぼの生ハム的なものが非常に美味しかった！これは買いたい！
若駒はお母さまがいらしておりました。はじめてお会いしましたが、とてもチャーミングな方でますます若駒好きになりました。夏くださいと言ったら、「水みたいだけど、大丈夫？」と言われました。そ、そんなにのんちゃんべえちゃんに見えるのかしら。水といっても素晴らしいミネラルウォーターのような透明感のある大変美味しいお水でした。まだガス感残っている無濾過生原酒はなんともジューシーで美味しかったです。
麒麟山は初めて見るラベルkagayaki純米大吟醸をいただきました。上品な甘みと透明感があり、酸は穏やか。おつまみはかきの種でした。
志太泉は社長がいらしておりまして、金賞受賞酒からシダシードルまでずらっと呑ませていただきました
福光屋さんでは令和元年絞りの玉葉をいただきました。ん～美味しい！
黒松仙醸、こんな夜にはずらっと雷鳥、鹿、山女、満月がきており、おつまみはなんとイナゴ！イナゴ美味しかったわー。
臥龍梅では愛山純米大吟醸、純米大吟醸山田錦35精米！しかも直ぐみを堪能。チーズと好相性。
岡山にもある喜平の静岡蔵では金賞受賞酒と夏の生酒をいただきました。枝豆がすすみました。
英君も全酒いただきました。ピンクの試験醸造のにごりが色がほう思わせるのかラズベリーのような味わいで面白かったです。酵母からの色ですかね。
正雪は味わい深いお酒で、普段の自分の好みとは違うけど、これはこれで好きなのです。蔵の方も笑顔爽やかで素敵でした。
仙介も好きですねー。ただいま池袋西武の催事にいらしております。
高砂は富士宮市のお酒で、はじめましてじゃないかしら？お米の旨味系の伝統的な味わい。
誠鏡、金明といただき、山梨の笹一。ずらっと呑ませていただき、定番の純米吟醸の火入れが好みでした。
滋賀から美富久の社長が三連星を持って参戦。ジークジオンが見たい！と無茶振りする駄目な客。。。三連星はもちろん、ワイン酵母のお酒も美味しかったわー。
おお、大矢さんがいらしている。大矢さん！と声をかけ、ええっ？なんで沼津に？と驚かれるの巻。
中井の手打ち蕎麦green glassの関根さんはお江戸から杉錦のお手伝いにきておりました。美味しい蕎麦はもちろん、しぞーかおでんもある、しぞーか酒が進むお店です。ぜひ！わたくしもまた行かねば。
白隠正宗は蔵人さんのtシャツが可愛かったです。
車坂、杜の蔵もいただけて大満足。
クラフトビールは売り切れで残念ながらいただけず、陸奥八仙と九郎右衛門もいただけませんでしたが、まあ2700円分は呑み食いさせていただきました。蔵元さんとも色々話せて楽しかったですよ。
来年、是非沼津へ！
