歌舞伎座ギャラリー 〜夢と魔法と冒険とイマジネーションとインスタ映えの国〜 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

まず陳謝すべきことは前回の投稿で、我が家のXJAPAN事情を説明したのだが、肝心なことを書き忘れていた。
 
 
 
世帯主が娘に紅を歌うときはガチでTOSHI
 
 
 
 
ということ。ちゃんと5オクターブくらい高く歌う。
 
世帯主の声帯が心配だ。
 
さて気を取り直して今回は子育てブログっぽいことを書こうと思う。
 
「親子で楽しめるスポット紹介」
 
おお。っぽい。
 
その場所とはここ
 
 
だ。
 
「親の趣味を押しつけられて子どもがかわいそう」とひそめた眉間のしわを、とりま(とりあえずまぁの略)戻して聞いてほしい。
 
私が歌舞伎座ギャラリーに勝手にキャッチャフレーズをつけるなら
 
 
<赤ちゃんと親御さんに潜む、新しい扉をこじあける夢のテーマパーク>
 
 
 
だ。
 
舞浜駅に行くことを考えてる親御さん、今からでも遅くない。
だまされたと思って目的地を東銀座駅に変更してほしい。
 
歌舞伎座ギャラリーが、知る人ぞ知る、親子向けスポットだというポイントはこんな感じ
 
・すいている
・ベビーカーOK
・写真が撮り放題(但し映像などは撮影不可なところもある)
・赤ちゃんでも楽しめる体験系が満載
・係の方がやさしいし安心安全
・長く滞在できるのに入場料600円(その月の観劇チケットがあればさらに100円引)
・屋上庭園など付帯施設でも遊べる
 
こんなに親子にやさしいのに、なぜ子連れスポットのメッカになっていないのか、私は不思議なくらいだ。
 
どうしたら流行るのかと考えたところ、今はやりの(だいぶ遅い)インスタ映えに特化して紹介したらいいんじゃないかと思った。
 
このブログによって前年比3%親子連れ増を目指し頑張る所存だ。
うそ、私がこの前行ってきて楽しかったことをただ伝えたいだけだ。
 
私が10年以上前からお世話になっている歌舞伎系ママと、
家族でお世話になっているにもかかわらず最近歌舞伎系に染めてしまっているママと、
3ペアで行ってきた軌跡をとりあえずみていただきたい。
(ちなみに今回記事に写真を載せることを「歌舞伎の裾野が広がるなら」と快諾してくれた
二人の素敵ママと二人の和風美男児美女児に感謝しまくりたい)
 
今回、動画かと思うほど撮りまくった写真の中から、
泣きながら厳選した数枚を、キャプション付きで紹介する。
 
はじまりはじまりー!
 
 
「さぁ、あなたに潜む歌舞伎の扉をこじあけます」
 
 
「楽しすぎて海老反りしちゃう」
「これも誰かの差し金ね」
 
 
 
 
 
<ハイハイで花道を歩いた初めての女の子-七三まであと少し->
 
image
「出があるよ!ほんとだよ!」
 
 
 
「絶景でしゅ、」
 
「絶景でしゅ〜」
 
<赤児乗合船>
 
 
 
<脱走者>
 
「待った?」「全然」
 
 
<この距離を縮めたい>
 
 
<君といつまでも>
「次の停留所で降りましゅ」
 
 
 
こんな感じです。とにかく盛り上ります。歌舞伎が近づきます。
是非お出かけください。
 
思う存分遊んで帰る時に、エレベーターが開くとこんな光景が
え、夢?幻!?歌舞伎の見過ぎ?
と思ったらこの日、花篭ホールでイベントがあり、偶然
カブッキー君とでんちゅう君が歌舞伎座に遊びに来ていたのだった。
(ちなみにでんちゅう君は鏡獅子なのになんで殿中なのかと思っていたら、平櫛田中先生のでんちゅう
なのだということがわかりました。喉につかえていた小骨が取れました。)
優しい二人は記念写真を快諾してくれた。娘も空気を読んで形になっていた。
 
 
ほら、夢の国でしょう。
 
是非、親子で夢の(歌舞伎の)国、歌舞伎座ギャラリーへ。
 
 
 
 
 
最後に一言
 
年間パスポートあったら絶対買う