新生児かまってちゃんと紅 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。


突然ですが育児ブログを始めることにします。理由は二点。

一点目は、当ブログを放置していたら、なぜか「猫好きブログ」にカテゴライズされていたからだ。
過去のブログに猫を肯定する記事は書いた覚えがない。猫顔だからか。

とりあえず全国の猫好きに申し訳が立たないので、カテゴリー変更を試みた。

しかし適当なものがみつからない。なので自分の状況に一番近い「育児」を選んでみた。なので、嘘をつかないために育児ブログを始めようと思い立ったのだ。

二点目は、娘が昼寝をするようになったからだ。これはかなり革新的なことなのである。私は2017年の7月7日に母となったのだが、この母の娘だからか、ものすごく傍若無人な上にかまってちゃんなのだ。
この赤児をバンドデビューさせるなら間違いなく「新生児かまってちゃん」と命名したことであろう。

なので24時間「わたしをみろ」というふるまいが続いており、仕事以外ほぼ娘に(すすんで)操れられるマリオネットと化していた。

それがどういことだろう。みるみるうちに成長し、今では母という存在をたまに忘れるほどだ。
ちなみに「私とわんわんどっちがすき?」と聞くと、食い気味に「わんわん」と即答するまでの親離れを齢1歳5ヶ月で果たしたのである。
これで、多少私が自分の時間、つまりこの育児中のたまりにたまっていたネタを放出する時間ができるのである。



育児はネタのオンパレードだ。

娘は今のところ笑いの神様に愛されているようで、質の高いぼけを日々提供してくれる。更には夫も、これまでのコンビ漫才から、トリオで笑いをとれるようになったことでかなり腕をあげた。




以上の理由から、私は育児ブログを始めることにする。

はじめに断っておくが、このブログでは役に立つことは一切書かないのでその点だけはご注意願いたい。
思い出した過去のことと、今まさに起こったことを気が向いた時に書くので、更新が途絶えても心配しないでほしい。
ひたすら我が家で起こった珍事件を羅列する。

さて第一回のエピソード。
娘は物を人にあげるのが好きな、太っ腹な性分だ。
しかし、ごくたまに「ちょうだい」といっても首を横にふることがある。

娘がその「くれない」状態に陥ると、夫はすかさず

「くーれないーにそーまったーこーのおーれをー」

と、XJAPANの「紅」を一節歌わないと気が済まない。



娘の将来が心配だ。