さて、このレポートも最終回です。
まずはカメラマンさんがこっそり撮ってくれていた楽屋裏の一コマを。
さて休憩明けはお客様からのアンケートコーナー。
皆様びっちり書いてくださって本当にありがたかったです!これ全部に答えるだけで番組が出来そうです。
フィナーレを飾る企画は、
これがなかったら歌舞伎いまじナイトというイベントは実現しなかったといえる
「舞づくしラップ」のご披露!
舞づくしとは・・・
『京鹿子娘道成寺』の所化たちが
白拍子の舞を説明するときに最後に“まい”(舞にかけている) のつく単語を次々に並べていく、洒落のような台詞のこと。
(新悟丈 談)
これが歌舞伎俳優であり、平成生まれの彼らの手にかかるとどうなるか・・・
写真をみていただければおわかりいただけると思いますが、「かっこよくなる」のです。
いままでのユーモア溢れるトークから一転、
お二人がマイクをはなし、歌舞伎スイッチに切り替わった瞬間、
客席の空気が変わったのがわかりました。
そこから巳之助さんがアレンジした音源に、生のギターと舞づくしの台詞がのり、
最後は新悟さんがそれを「アナと雪の女王」風に歌い上げて、笑
締まりました。
どんなに盛り上がったことか、
いうまでもありません。
お二人の素敵な笑顔!
定番となったジドリ!
なんとお二人のことをよく知る蔦之助さん(アンケート名:つってぃー)もエールを送ってくださっていたので
沢山の方が残ってくれたことに感謝感激!
お客様からのアンケートの続きや、会場の方に直接インタビューさせていただいたり。
新悟さんのイメージする「なりきり読モコーナー」の実演があったり、
巳之助さんから新悟さんへの公開プロポーズのようなことがあったり(笑)
実は新悟さんのお父様である彌十郎さんから、サプライズでコメントをいただいていたのですが、
二人仲が良いことは本当に幸せだし、それが先祖に対する感謝でもある
とお話してくださいました。じーん。そんなお言葉を寄せてくださった彌十郎さん
そして巳之助さんのお父様 三津五郎さん、
巳之助さん、新悟さんが
大活躍する八月納涼歌舞伎がありますよ。(チケット大好評発売中)
「勢獅子(きおいじし)」では
現代化する前の、本物の手古舞の衣裳も是非お確かめくださいね。
公開打上げに参加してくれた方々と全員集合!写真
そして妄想歌舞伎の師匠、染五郎さんに大感謝!
長々とありがとうございました。
妄想歌舞伎の師匠との約束もあり、これで終わらせる訳にはいきません。
が、
取り急ぎ、第一回の
「愚僧の話はこれでおし まい」
(撮影:今井健太/大島孝夫)