古都コト-1 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

ただいま阿国ねーさん
もちろんいつもの神社への参詣とパン屋、からの四条。
鉄板コース。

で、今回の目的であるKUNIO「椅子」FINALまで
時間があったので・・・

木ノ下先生を呼び出して京都らしい和食でランチ


せんせが撮ってくれたのでいちおう、私もちいさく。



おいしすぎ!やさしすぎ!ほっこりさせられすぎ!
海のもの、山のもの、少しずつ。
京都のおもてなし。
おなかはいっぱいになったけど

まだほんのり時間があったので
「どこ行きたい~?」との問いにすかさず

「甘味!」といったら…

ここに連れてきてもらいました。

一善や

住宅街と疎水に挟まれつつ、
上品な店構えに来る途中で気になっていたお店でありました。
さすが先生や~

文豪とケーキとパフェ




そしてstudio21にて「椅子」FINAL公演を観る。

前回の東京公演ではとにかく衝撃で、ガーンて殴られる、いや、切り付けられそうになる感じだったけど。

今回は素直に感情を解放して、最後回収してもらった気がした。
FINALって言葉が説明でなく、それがセリフ並みの力を持ってるのは積み上げてきたものがあるからなんだろな。

今回のスタッフさんは夏祭のときにお世話になった方々ばかりだったから、打ち上げでも皆名残惜しそうに、卒業を惜しんでいらっしゃったのが印象的だった。

愛される作品、それを世の中に生み出すということは皆が幸せになる。

夫婦役のお二人が本当にチャーミングで、歌舞伎のぢいさんばあさんもそうだけど、かわいい老夫婦に見せるには、
俳優として信頼があって、空気感、呼吸が合わないと演じられないと思う。

そんな岩下徹さん、細見佳代さんにスタッフの方がカラフルなケーキを用意してくださっていました!




おすそわけいただいたケーキはアメリカンな色の割に、大味ではなくふわふわおいしかったです。

3月31日。

みなさま卒業おめでとうございます。