遠近法 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

お仕事で山の方へ。

朝からロケバスに乗り込む。

この澄んだ空気の中、はじめましての
スタッフの方々と出陣する
わくわくどきどきは、面白い。

キャリアの壁を超えて、
同じ空気をつくる作業は楽しい。

昼ごはんがホカホカのケータリングなのは、嬉しい。



無事に出番が終わりホテルで待機。
偶然にも今回のF/Tで大注目の劇団の女優さんも出演されていて、作品のこととか、しゃべりまくりまくらせていただいて(質問ぜめにさせていただいて)、すごく有意義な時間だった。


今回の作品もいろんなご縁の結晶だなということ、小劇場/大劇場、舞台/映像という単純な括りでなく
「演劇」「俳優」という接着剤でひとつづきに繋がっていると感じた。

photo:01

ホテルからみえた、日本を代表する山。
力強くて
美しかった。


いままで遠くにみえてたものが、
近くに感じたり

いままで小さいと思ってたものが、
実物は大きかったり





「自分に都合のよい遠近法を使って、
その距離や大きさをごまかしたりしないようにな」






そんなメッセージを勝手に受け取ってしまったよ。山から。