空気感の同時進行 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

昨日の稽古は改めての読み合わせがあって、そのあと
疑問ぶつけ大会のような時間があった。

ジエン社の特徴はセリフの同時進行ではなく、

空気感の同時進行

なんだということがわかった。


ちょっと一歩前に進めた気がした。


そして、私は自分の役についても
もやっとしていたことが確信に変わった気がする。


稽古はじめでも、というか福袋の時から
この役をやるときに
Coccoが聴きたくなるということを書いたが、
その理由がわかったというか。


歌詞が、とか世界観が、ではなく、

姿勢とたたずまいがリンクする。

 

とはいってもまだまだなぞだらけ。

 


私が「女の子である」と定義しているのは
どのものさしを使っているのか。

また

「女の子でない」ということ然り。


両性具有と両性不具有(造語)は同じなのか。違うのか。

 

今回は「身体」ではなく
「体」と表記するカラダについて
よく考えている