いまをときめく歌舞伎俳優
尾上松也さんの自主公演「挑む 外伝」に行って参りました!
今年で四回目となる「挑む」。
以前は観客として観ておりましたが(参考日記)
この公演に、今回はライターとして関わらせていただきました。
こちらのパンフレットの
このページ
今回は松也さんと、ゲストの
中村七之助さん、
狂言師の三宅右矩さん、近成さんご兄弟
による座談会形式のインタビュー!
皆さん幼い頃からのお友達同士ということもあり、本当に和気あいあいとしていて楽し(すぎる)い取材でした。
でも芸の話や会への意気込みの話になると皆さん途端に目がキラッと鋭くなり、芸を継ぐ表現者としての重みを感じました。
このインタビューから、その内容が伝わりましたら幸いです。
さて、当日の会場であるセルリアンタワー能楽堂は、私にとって未開の地。
モダンな中に趣きと荘厳さがあって、この会に相応しい劇場だなと思いました。
今回は桟敷席から観劇させていただいたのですが、歌舞伎と違って和室一室から本舞台が見えるというつくり!
席から本舞台を見たときの風景
今回の眼目はなんといっても、歌舞伎俳優の松也さんが
ガチで狂言に挑戦するという試み。
歌舞伎には「松羽目物」といって、狂言からそのまま歌舞伎の演目に
スライドさせたような作品があるけれど、実はイロイロ手が加えられていることがわかった。
同じ場面でも、歌舞伎のほうが科白がシンプルになっていたり、
設定も若干変わっていたり、なんといっても発声が違う。
そんなことを、四人自らが説明してくれるという贅沢な特別対談もありました。
しかも司会は元NHKアナウンサーの葛西聖司さん!
葛西さんといったら、数々の歌舞伎番組を務められ、博識な上にユーモアがあって、歌舞伎っ子にとってはアイドルのような存在なのです!
ご挨拶をさせていただき、僭越ながら木ノ下歌舞伎や学習院歌舞伎のことなど、お話させていただきました。
テンションあがりすぎて木ノ下先生に即電話!
なにせ先生は葛西さんが夢に出てくるほどのファンなのですから!
(もう一度夢で逢えるように昼寝をしようかしらんといっておりました・笑)
こうしていろんなところで、いろんな人が繋がっていけたら面白い。
しばらくにやにやがとまらない。