いただいた赤いバラ。
舞台が終わった今も、高貴なたたずまいで咲いています。
先日、師・尼ケ崎彬先生のお手伝いで
コンテンポラリーダンス第3回研究集会
シンポジウム「ダンスと音楽のインプロヴィゼーション」
に行ってきました。
シンポジウムといっても、もはやライブ!
無料で聴講出来た方々は超ラッキーだったんじゃないでしょうか。
見てください、この豪華な顔ぶれ!
パネリスト&パフォーマー:黒田育代、近藤良平、松本じろ、石渕聡
感劇市場のコンドルズ公演を彷彿とさせるような、
良平さんのダンス、石渕さんの即興音楽。
それに黒田さんとじろさんが加わると・・・
即興と振付のどちらが優位ということはないけれど、
「奇跡」が生まれる瞬間というのは、偶然に依るものが
多い気がする。
今宵も様々な奇跡が生まれた。
特に印象的だったのが、お互い引き付けあっている
動きのなか、黒田さんが跳躍するタイミングと
良平さんが捕まえようとする瞬間が重なったとき。
崇高な駆け引きと鍛え上げられた身体のぶつかりあい。
それに、それぞれ信頼しあう人たちが爪弾く「音」が重なって
高揚せざるを得なかった。
あとツボだったのは
「なるとダンス」
もちろん、ラーメンに入ってるあれです。
そのあとの打ち上げで、初めて黒田さんと
お話させていただき、舞台から強さを発するイメージから一転、
ほんっとうに気さくで知的で素敵な方。
周囲を魅了する人というのは
華と軽やかさを持ち合わせている。
とげだらけの花では
手にもとってもらえない。
そういえば、冒頭で紹介させていただいたバラ
よく見たら私の生まれ年のバラでした。
こういう素敵な気遣いの出来る女性に憧れるのです。