しまじろうさんにお会いしました。
といったら
ベネッセの0~6歳児向け
幼児教育教材
「こどもちゃれんじ」
に登場する、とらのキャラクター。
5月5日生まれ。
を思い浮かべるでしょう。
違うんです。ちゃんと漢字表記に変換しましょう。
そうです。現代演劇の舞台美術界で、最前線でご活躍中の
島 次郎さんです。
って私、偉そうにいってますが関係者につれていってもらい、ドサクサに紛れてご挨拶させていただき、お話させていただけた、超幸運児なだけなんですが。
(ちなみにバニラさんも島さんにお世話になっていらっしゃるとのことで、ブログに書かれています!)
まず展覧会を拝見させていただき、あの芝居もこの芝居も島さんの美術なんだ!と感嘆しました。
色んなお話を伺ったのですが、ひとつはリーフレットの表紙にも
なっている「ヘンリー六世」について。
展示されていた模型。
これだけでも作品になり得る。
膨大な瓦礫をつくる苦労や、プールにかかる橋の耐久性を考えなきゃいけないなど、どれも「へ~」
「ほえ~」の連続でした。
私は初期の野外の作品にとても興味を持ち、噴水や高速道路を借景にするという発想を教えていただき、またまた「ふほ~」と思いました。
職人技。
妥協しないでモノをつくる。
時にはスクラップからスクラップを作り出して、またそれがスクラップになる。
一瞬しか存在しない世界。
その一瞬を我々は劇場という
不思議な空間で、パスポート無しで、数千円でトリップできるってすごいことなんじゃ。
島次郎さんもしまじろうさんも、人々
に夢を与えているんですね。