踊るきゅうりの人 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

旅から帰ってから怒涛
(ドトウ→カタカナにするとフランス語っぽい)
の日々で更新が滞って
(トドコオオッテ→フランス人っぽい)いました。
さかのぼって

帰京したしたその日に観た舞台の話。

尼ケ崎先生とゼミ友とアゴラ劇場へゆく。

まんまとやられました。

ぎゃふん。



一言で言うと

「センスがよい」

のです。

こんな言い方するとポップでキッチュでキャッチー
みたいな軽いノリに聞こえてしまうかもしれませんが、
(ちなみにキッチュという概念が未だによくわかっていない)
そうではなく。

舞台装置、衣裳、そして振付の、次にくるステップや
フォーメーションの心地よさというのは
究極、作る側のセンスの問題だと思います。

これは意図的に狙えるものではなく、
演出家の生き方そのものに係わってくる
相当重要な要素だと思うのです。

あと音楽。
アフタートークで話題になっていたように、
無音にも挑戦いただきたい。
無音も挑発的な音楽だから。

あと驚いたのは、コンドルズ振付コンペでグランプリ(ハゲタカ賞)を
とった大園氏が「僕」を演じられていたこと。

思わず「先生、きゅうりの人!」と
興奮してしまいました。

なぜきゅうりなのかはこちらをご参照ください

ちゃんと最後までみないと損しますよ

ちなみに登場するきゅうりは

「新鮮・美味しい・安心」な坂田ファームのきゅうりです。
表彰式で踊っていただいたときもこちらのきゅうりを取り寄せたのですが、
つやが違いました。

生産者の坂田さんの趣味は、
海での船釣・スキー・登山だそうです。
自分で釣った魚は、とっても新鮮で美味しいそうです。
魚と同様、お客様にも本当の新鮮野菜の味を知っていただきたいでとのことです。





あれ、今日の日記のテーマはなんでしたっけ。