意思が強いのと意地を張るのは別もの | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

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まじ徳森君やばい。

現在公開中の矢沢あい先生の映画の、
原作コミックの一コマです。
これを当時連載していたzipperというファッション誌を
購読していたため、少女漫画にうとい私でも
このときばかりは相当のめりこんでおりました。

で、この一節。

いろんな意味で(徳森君の横顔も含め)突き刺さるコマでした。
まったく思い当たることがあったので。はい。

「意思が強い」「意地を張る」
別物。


自戒。


最近、まさに上記の状態に陥りがちだったときに
お世話になった方と杯を交わしまして。

「最近のお前をみていると悔しい」
という言葉をいただきました。


私より遥かに先輩なのに、「頑張ってるな」とかの労いを
超えた「悔しい」という言葉は私を強くしてくれるものでした。

フィールドは違うけれど、常に攻撃的に突き進む者同士、
また悔しがらせ続けられればと思ふ今日この頃。

とかいうと、また「お前は昔から上からだな!」とかいわれそう。

別にそんなつもりは全然ないのですが。

肉を連想させるアイテムをこっそり机の上に置いたり、
肉まんを食べることを強要して写真を撮ったり。

今考えると申し訳なかったかなと思います。

ただ今の私があるのはその先輩が
私と向き合って、それこそ我が子のように
心配してくれたり応援してくれたりしたからだと思います。
今でも気にしてくれて、わざわざ表参道まで
私が出てたCW-Xのポスターを見に行ってくださったりしたとか
きくと、ホンモノだーと思いました。
(イチローさん見に行ったのかもだけど)

でも一番記憶に残っているのは
私のやらかしたミスを謝罪するためについてきてくれたのに、
先方と喧嘩してその会社を出入り禁止になった事件のことです。