「ジャンルを超えた」の枕詞 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

劇場に入り浸り

(注:入ったり浸ったり)


なこの週末。

金曜日から月曜日のうちに



新橋演舞場



大和田さくらホール


国立劇場



下北沢 駅前劇場



国立能楽堂



神楽坂セッションハウス





という



時代を超えて、ジャンルを超えての

大スペクタクル観劇。



歌舞伎に始まって人形劇で終わる
お腹にやさしいフルコース。




レディガガ(イメージの衣裳)を纏った

人間国宝の宙乗りも、


相変わらず繊細で暴力的で、
やわらかくてやさしくない、
中毒性のある芝居も、







全部この目で見とかないと



絶対後悔すると思った。



舞台を見ても

「かたち」には残らないけど



ブランドのバッグを手にする喜びよりも、




羨望を超えて嫉妬にかられる演技を目撃したときの、



全身が心臓みたいになる感覚のほうが



今の私には必要。













な気がしまーす。

はい。


そういえば

人形劇公演の10月10日で、

コンドルズは15周年だそうです。

15年前て、私ランドセル背負ってたよ。。

進化はしまくっても、変化はしない
恐るべきカンパニー。


1000人規模劇場の全国ツアーの最中、
15年前に初めて踊った小劇場で

人形劇公演をやってのけるなんて、
かっこよすぎる。

一緒に行った先生は15年前から見ているけど、

「やっていることは変わっていない」とおっしゃっていたから間違いないだろう。


で、その先生ともこの11月で

出会って9年になるということに、
話していて気づきました。はや!
私せーふく着てたよ。。

その当時は

ダンスマガジンの誌面でいつも拝見していた
雲の上の存在であったお方。

学内でも劇場でも
飲み屋さんでもかまわず、
せんせーせんせーと
まとわりつかせていただかせていただけることになるなんて、
(勝手にですが)

当時は思ってもみませんでした。


ありがたや。




で、色々観まくりつつ

演劇祭の打ち合わせとか、良平氏のインタビューとか、web
つくったりとかもしてました。



立場もジャンルも超えての

大スペクタクルジョブ。

これからも



遂行していきます。


あ、

スペクタクルという言葉を乱用したいがために生じる、

微妙な違和感は
この際
気にしないでください。